絵でしめそう、という話を書きます。
いま、とある開発イベントのメンターをしていまして、朝方に見たスレッドにしたいて、「こうすれば、それは解決できる」というコメントをしようとして、いったんスマホを閉じました。
デジタルでその概念を示そうとすると分かりやすくするには時間がかかるのですが、ペンと紙で書けば2分ですみます。
(事前に、同じようなものがネット上の画像で存在してればそれを示すほうがはやい、と考えて探しましたが、ヒットせず。なので、もっと探すよりも数分で書いてしまいました。)
実は私も、アイデアを絵で描くことに対しては、昔はとてもハードルが高い、と思っていました。
実は私も、アイデアを絵で描くことに対しては、昔はとてもハードルが高い、と思っていました。
しかし、描き方のコツ(IAMAS流のアイデアスケッチ記法、や、タムラカイさん流のイラストのコツ)をしってからは、とても楽になりました。
脳から紙へのアウトプットのボトルネックが広くなってくれた感じです。
上手く書く必要はないのです、とIAMAS流のアイデアスケッチ記法に出てきますが、私もそう思います。
上手くなくても、丁寧に書けば、言いたいことはわかる。
雑に書いても、上手ければ、言いたいことはわかる。
下手な人が雑に書いたら、理解するのは難しい。それでもないよりずっといい。
そんな風に思います。
- プラスαの話
機構を思いつくのにいいヒントの話も書いておきます。
夏休みの工夫工作展や、江戸のからくり人形の解説とか、特許明細書の図案とか、そういうものを大量に暇な時に楽しんでみておくと、いざという時に、着想が立ち上がってきます。
開発系の人は、そういうものを見に行くことも仕事のストックを深める経費として使っていいのだと思います。
出張先で、からくり展があったら、入ってみる。面白い構造の文具があったら買ってばらしてみる。
大人になるといろんなものに抑制されてしまうキュリアス・マインドのか細い声に耳を澄まし、それに従い節度ある範囲で行動すれば、発想ストックは日々増えていくでしょう。