アイデアプラントの仕事は、年がら年中、旅仕事です。仙台をたつと、鞄1つで、いくつもの都市をめぐります。
都市ごとの仕事予定の関係によっては、移動調整日ができてそれを前後につなげ、一つの街に割と長く「滞在」することもあります。
今は、そうして、京都に滞在中です。(4泊)
西の方では、博多、神戸、京都、岐阜、あたりがおおく、首都圏で多いのが、横浜、東京、北に行くと仙台に吸引されるので滞在地があまりなく、とんで札幌、です。
西の方では、博多、神戸、京都、岐阜、あたりがおおく、首都圏で多いのが、横浜、東京、北に行くと仙台に吸引されるので滞在地があまりなく、とんで札幌、です。
滞在都市を決める要因は、周辺の企業さんとの打ち合わせが捗る交通の要所だったり、滞在中に感性の仕入れがしやすい場所だったり、します。
旅先の滞在中でも特殊なことはなく、毎日、どこの街にいてもおんなじように過ごしています。
今日は、いくつかの打合せと、文献の読み込み作業のために時間を作って無鄰菴に行っていました。本から知識を得ることと、空間から得る膨大な情報を得てすごすこと、その両方をかねて。
これは、旅仕事を長年してきた中で至った工夫です。
文献の読み込みや構想のちょっとした書き出しなど、ホテルの部屋の中でなくてもできることは、「ペンをポケットにねじ込んで街に出てやる」。そういう風にすることで、長期にわたる旅仕事であっても、のびのびと日常生活として過ごせています。
”人生が2つある。”つねづねそう思うのです。
仙台で過ごす人生と、旅の日々の人生。
どちらも、私にとっては、ごく普通の日常です。