宮城に向かって北上中です。新幹線の車窓からは、冬の畑で盛大にたき火をする牧歌的な車窓が広がります。
昨日は、お台場でアイデア創発フォーラムでした。
基調講演
冒頭の山口高広さんの基調講演は凄かった(素晴らしかった)です。
山口さんを形容するに、この本を
書かれた方です、という紹介では、彼の中身に対して、印象を小さくしてしまいます。
少年期にムエタイ、プロボクサー、そして引退し、多家族シェアハウス事業の立ち上げ、イグジット(事業売却)、そしてもう一つ立ち上げてやはり成功裏に事業売却されています。そして、現在のような創る若者を作るというインキュベーションパートナ事業、をされている方です。
成功している実践があり、考え方を言葉に落とし、ほかの人にもやってみようと思えるような面白くやれそうな思考方法を話していただきました。エモーショナルにささり、理性で階段を上るような、長い講演時間が短く感じるトークでした。
参加者の皆さん、企業のイノベーション担当者だったり、クリエイティブな仕事をしている方々で皆さん、一家言ある方々ですが、そういう皆さんが、いやーいい話を聞けた、と、掛け値なしに喜んでいました。
パネルディスカッション
次は、山口さん、PHPの吉村氏(The21 編集長)、iCONの理事(矢吹さん、三澤さん、私)、進行は、同じくiCON理事の宮島さん、という構成でした。
イノベーションの壁って?乗り越え方って?というトピックを皆で話し合いました。
イノベーションの壁って?乗り越え方って?というトピックを皆で話し合いました。
山口さんの言葉がやはり中心となって展開しました。面白い内容が沢山きけました。仕事を引き受ける際の1か月の使い方など。
その中身については、フォーラムの公式のレポートが後日上がる可能性が高いとおもいますので割愛します。
吉村編集長のコメントもまた興味深いものでした。
山口さんのお話しから展開し、インタビューのコツについて教えてくださったり。
※The21、ほとんどPRされませんでした。今月号は、40代の英語の学び方についてのヒントが満載で、興味深いです。
さて、本論からずれたパネルディスカッションに登壇すること、について少し語ります。
私石井は、パネルディスカッションにサブの立場で参加するのが好きです。
メインの時には要素を提示していく役回りになりますが、サブの位置づけの時には「聞けます」。
会場の質問者と同じ気持ちでメインパネラーの言葉を聞き、もっと掘り下げて聞きたい(とみんなも思っているだろうことを自分の中でもシミュレーションしつつ)、パネラー同士の対話スタイルでそれをたずねます。
「面白がり」って、クリエイティブな営みにはとても大事。
かつ、バランス(出過ぎない)も、大事で、面白がりつつも、相手の話したい流れも邪魔しないように、と話しの構造を見ています。
他、いろんなことがありました。(電源のない新幹線の中で、PCのバッテリーがきれそうなので、一旦アップします。)
・・・
(夜、自宅に手続きを書き始めました。)
そのあとは、iCONの会員による、各種のクリエイティブメソッドの開発プロジェクトの紹介があり御昼へ。
パラレル・ワークショップ
昼明けからは、各種メソッドをワークショップで体験できる、というものでした。
5つのパラレル・ワークショップで、(2ラウンドあり)、各人は選んで2つまで参加できます。
私は三澤さんたちのメソッド(偶発性を主としたもの)で、回していくお絵かき、と、タロットを用いた発想スキーム、を体験しました。
二ラウンド目は、アイデアタンブラーという発想トリガーの記されたタンブラーを片手にコーヒー飲みつつブレストする、というワークを体験しました。
円座フィードバック
最後は、円座フィードバックでした。全員が二重、三重の円になって座り、コメントしたい人は中心6席のところへ出てきて、発言ターンをまって、話の流れが変わったら戻っていくというものです。
ブログタイトル的には、パネル登壇しました、という体裁で書きましたが、それも含め、こんな感じのフォーラムの一日でした。
追記(2月2日)
iCONの公式レポートがアップされました。
参加していない人にもどんな内容だったか感じてもらえる良いレポートです。