2月の旅仕事のスケジュールは、旅立ちの目前になった今も、計画が揺れていて、先ほど、ようやく全行程が確定しました。
一年を通してみると、不定期に、仕事の立て込むタイミングはあります。
その時期は、忙しくなる時期の前に、急にやってきて、予想よりもずっと高いタスク・ピークを作るので、処理可能量を超えてしまうものです。
そういう時に、急ぐけれども丁寧に、行うように心がけています。
そして、自分しかできないことか?という問いを、トップ・プライオリティをつけるうえでの大きな評価軸にしています。
(事業の代表として、収益性=儲かるのか、という評価軸も、持っていますが、私のトップはそれではありません。)
アイデア創出のプロセスをデザインすること、創造的挑戦に関するコンサル(というと大げさですが、知見のシェア)、アイデアプラントの製品開発、といったあたりは、いつもトップ群としています。
もちろん、それ以前に、「今日行う講演、ファシリテーション」は、圧倒的な優先度です。
そういう、シンプルな判断基準でいます。
なので、処理しきれないタスクの下の方にずっと沈んでいる連絡も、あります。1.5か月後に返事をする、なんてざらであり、相手はとうに、他のことを考えているわけですが、石井にとっては「できる限り早く返す、その日が今日だった」という体で、まるでさっき来たメールに応えるように返信することもあります。
また、私でなくてもできることは、ほとんど、短くお返事しています。(余談です。:大抵は、他の人でも成り立つ登壇の依頼、数合わせの出席依頼です。中には社会貢献として場に出ることを要望されることもあります。私は社会貢献を重視しています。そして、一年間の中で決めた量のリソース(時間、資金)を、効果的に社会に提供しています。なので、提供するリソースが大きく生きる場合に厳選して、提供しています。それぐらい厳選しても足らない状況にはあります。)
そんな感じの意思決定をしています。
今、旅仕事の前、深夜まで書斎にこもっています。「私にしか」カテゴリーの依頼が複数来ていて、あれこれ、考えてはタイピングしています。それがまったく実りにならないこともありえるでしょうけれど、それは、いいのです。実るかどうか、は、トップ・プライオリティを選ぶうえでの第一の評価軸ではない、と、自分の道を行くときに決めています。
長期的に見て、自分の仕事の質や徐々に育つ才能を最大化するものは、「自分しかできないこと」プライオリティで日々を愚直に邁進することだ、と、思うのです。