4月1日付で、2つの大学の非常勤講師を正式に拝命しました。
◎早稲田大学 (担当講義:デザイン論)
◎東北工業大学 (共同担当講義:アイデア基礎および同演習I)(同U)
早稲田は、夏季集中講義です。90分×15コマを、5日間連続で行います。
東北工大は、前期90分×15コマを、前期2日・後期3日、でおよそ2カ月ごとに行います。
(受講者属性、大学としての人材育成の狙い、に合わせでコンテンツをデザインしていますので、授業内容はそれぞれの大学で別物です。)
4月1日前後は、渡航中だったため、このタイミングで拝命報告を掲載しました。
私は若いころに思っていました。教育者というのは人を作る聖職だと。なので、私には向かない、と考え、大学時代、教職の単位は一切取りませんでした。あれから21年。企業内人材育成に、創造研修の立場で関わり、教育工学や実践中心授業(ワークショップ)も、研究の隣接領域として学び、アイデアプラントの代表として仕事をしてきました。
大学時代、教員免許を取って民間企業に就職した同期のほとんどが先生業にはほぼタッチせず、今となっては私の方が、先生業に近いことをしているのは、なんとも不思議に思います。
(だからと言って、大学時代に教員免許をとるのは無駄だ、というわけじゃありません。むしろ、それも習得していて、そのうえで実践的にも講義法を学べばもっといいでしょうから。)
ご縁があって出会う学生さんたちには、私の持てる限りのブレストの技術や、アイデアワークのテクニックをお伝えしたいと思います。今年も、全力で取り組みます。
余談)
今年は、非常勤講師といえど、一応、単位認定にかかる立場を2つ、つとめます。私の事業(アイデアプラント)の仕事量から言って、このあたりがほぼ上限となる日数です。
学校の先生業も、事前準備や授業デザインを含めてかかる日数は登壇の日数と同数だけ費やします。早稲田と東北工大の10日の登壇で、年間で20日ぐらいは、この仕事に時間を割きます。
さらに、その他、ゲスト講師(東北大学・京都精華大学)、地方行政・公的研究所でのアイデアワークショップなども計で6回、引き受けてます。(準備も含めて、計12日)
合計で、32日が、今年の大学・行政向けに提供する日程です。
合計で、32日が、今年の大学・行政向けに提供する日程です。
私の年間の働く日数は、だいたい330日ぐらいですので、およそ10%です。
これ以上、事業の日数を減らすと、ビジネスとしての収益の健全性を損ないます。
長期にわたる安定した経営には、堅実な経営判断が要りますが、私には、この辺が、その水際だと思います。
他にも、ときおり、社会的企業や公益活動のための支援を打診されることがありますが、社会貢献は身の丈にあった量で、長く続けられようにすることが、顧客や社会に対して誠実な経営姿勢であると私は考えています。
他にも、ときおり、社会的企業や公益活動のための支援を打診されることがありますが、社会貢献は身の丈にあった量で、長く続けられようにすることが、顧客や社会に対して誠実な経営姿勢であると私は考えています。
こうしてここに書くことで、「せっかく来た依頼は全部引き受けたくなっちゃう病」に歯止めをかけて、着実に歩を進めて行きます。
その分、提供する授業は、最高の品質で、提供していくぞ、という覚悟とともに。
その分、提供する授業は、最高の品質で、提供していくぞ、という覚悟とともに。
今年も、各大学・行政の皆さまには大変お世話になります。
鋭意取り組みますので、よろしくお願いします。