10月14日、東北文化学園大学(仙台)にて、日本創造学会のクリエイティブ・サロン(創造的なトークやワークの半日イベント)が開かれました。
その際に、アイデアワークショップを石井が担当しました。
そのスライドと、成果物(アイデアスケッチ集)を、公開します。
- スライド IdeaWorkshop_20171014_Sendai.pdf
- アイデアスケッチ集 IdeaSketch_20171014_.pdf
(本ワークショップにご参加いただいた方は、スライドはご自身の学校内での利用の際にはご自由にお使いください。大抵の場合、どうぞ使ってください、と回答していますが、使用の可否に迷うことがあれば、お気軽にご連絡ください。)
アイデアスケッチ集は、参加してくださった先生方・一般の方々が、主体的教育をもっと引き出す授業運営や学習方法のアイデアをブレストし、スケッチに起こしたものです。
この形式のアイデアスケッチは、その場にいた人には、書き物だけから良く読み取れるものですし、参加していない人にはそれだけをみてもあまり理解できないものです。こうした資料が、ご参加いただいた先生方の、創造的取り組みへの一助なれば幸いです。
(補足、なお、ブレスト段階では、ファシリテータ(私)が未成熟なアイデアをたくさん出すことを推奨しています。なのでアイデアスケッチは、原石段階です。大抵、新鮮なアイデアというのは、リスクや懸念点もあるものです。ですので、それをそのまま実行してみる、というよりは、ご自身の教授法をより面白くする、学習効果を高めるためのヒントを得るためのスケッチ集、としてみていただくのが良いと思います。アイデア集は良いところに光を当てて、その部分を切り出して活かす。それが上策です。)
補足:
ワークショップ中、最後にお見せしたスライド(皆さんの様子を撮影した60秒動画)は、肖像権に配慮して、アート加工をした一枚の写真にしてあります。
動画には、日本中の学校で、創造的な取り組みをされる先生方のアイデアを話し合う様子が映っていました。
追記(10月30日)
下町先生のブログに、クリエイティブ・サロンのことが記されていました。
→ こちら
((閑話))
日本創造学会は、学術団体としての学会としては、かなり「やわらかい」学会だと思います。大先生たちが、こうしてブレストに気軽に参加して、熱心に動く、話す、そういうカルチャーがあります。
今回のように、創造的に話し合う、その関係性をぜひ、持続・発展なさってください。
創造的呼応ができる誰かと出会うことは、創造的挑戦を長く続けていく人にとって大きいです。
創造的な対話ができる人との出会いを、また、得たくなったら、ぜひ、創造学会の研究発表大会やクリエイティブ・サロンに参加してみてください。(来年は、学会の40周年の節目であり、国内の学会開催は、国際学会と併催になるようです。)