「創造すらも習慣となる。」
これは、創造性のある文献に出てくるフレーズなのですが、創造する人々を見ていると実際にその通りだと感じられます。
さて「習慣にするには何日かかるのか?」ですが、「66日」が一つの目安となるそうです。
補足
(ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの研究者による有名な論文があります。
90余名の被験者らによる実験結果は、18日〜254日。
その平均値が66日。
(ユニバーシティー・カレッジ・ロンドンの研究者による有名な論文があります。
90余名の被験者らによる実験結果は、18日〜254日。
その平均値が66日。
各人の取り組んだ習慣化の課題は「飲むこと」あるいは「食べること」あるいは「運動」など。知的な作業の習慣化については、その結果をそこ(知的な作業)にも援用できるならば、という仮説のもとに適用する慎重さが要るでしょう。
被験者の中には、長い人で254日かかっていました。それは1月1日に初めたならば9月11日に当たる期間です。長いですね。
取り組む課題と個人差があることを考慮してこの「66日」という特性数字をとらえるべだと思いますが、それでも、66日、という数字は一定の有効な知見だと思います。
論文タイトル「How are habits formed: Modelling habit formation in the real world」)
被験者の中には、長い人で254日かかっていました。それは1月1日に初めたならば9月11日に当たる期間です。長いですね。
取り組む課題と個人差があることを考慮してこの「66日」という特性数字をとらえるべだと思いますが、それでも、66日、という数字は一定の有効な知見だと思います。
論文タイトル「How are habits formed: Modelling habit formation in the real world」)
話を一度大きくしますが、経営学の文献にある有名な起業家の創業前夜のことがつづられています。
起業前のあるひとは自身に「一日一発明」という高いハードルを課しそれに取り組んでいったそうです。
これはソフトバンクの孫さんの話です。
(大学院生の時代の記憶でややおぼろですが、文献は確か、金井先生の『ベンチャー企業経営論』だったかと思います。)
そんな3つのことが、今年の年頭に頭に浮かんでいて、次のように今年の抱負(目標)を決めました。
「一日一クリエイション」
孫さんに並ぶ「発明」レベルの目標は恐れ多いので、ちょっとしたことでも「創造」することを毎日の目標にします。
何か困ったことを見つけてそれを改良する。
面白い技術やノウハウを見つけてそのエッセンスを別の活かし方に展開する。
ちょっとした道具を考案してみる。
そんなことで、良い、としました。
なお、それが難しい日のために、習慣を途切れさせないための「次善の策」として
「創造性の文献を8分間読む」
も設けました。
「創造性の文献を8分間読む」
も設けました。
(いきなり逃げ道を用意する感じですが、どうしてもやれない日があります。8時間講演で終わったら倒れるように寝る日とか、仙台来客フルアテンドの日など。その中で8分間、読むための資料を常に持っておいて、それで習慣の継続とすることにしました。)
ところで。
”習慣化”は取り組む習慣化が複数より1つの方がはるかに効率が良いそうです。
なので、習慣化に取り組むには、1つで良い。1つがよい。
のだろうとおもいます。
・・・といってとじるのがスマートなんですが、初の日から一時間考えていた際に、もう一つ思い浮かんだことがあります。
それも記します。
「本質の幅を狭める【苦手】を一つ一つ、地道にやろう」
文章をきちんと書くこと。書籍の原稿になりえる水準の。
それを苦手だなとおもって、やめていたのですが、伝えるうえでそれは「得意なことしかしない」が過ぎて、本質まで削っている、と直感的に思いました。
基本スタンス「得意専念、不得意外注」という姿勢は保ちますが、すこし【苦手】の中にも、取り組んでスキルを伸ばしていくものをつくってもいいんじゃないだろうか。と。
とはいえ「営業をする」「複式簿記をつける」みたいな、苦手でやりたくないことは、どうあってもやりません。
軽度の苦手だけれど、得意にできそう、という「白に近いグレーゾーン」は、すこし、頑固さを下げてみよう、というところです。
(でも「英語はどうするのか問題」は、それでも割り切れないところです。英語の成長速度が著しく遅く、もどかしいです。)