世のアイデア発想法をたくさん見ていく中で、技術者向けのアイデア創出の手法はどうして少ないのだろう、と思っていました。
全くないわけじゃありません。
有望なところとしては、技術者の発想に役立つコンテンツとして
開発工学の範疇にTRIZとVEがあります。
でも、開発工学を独学で理解するのは骨が折れます。
ちょっと手を出しにくい。
私は、どういう分野のアイデア創出支援の仕事も
引き受けますので、領域は多様です。
まんが、精密機器、自動車、医療、様々。
企画者向けのアイデア創出も、
技術者向けのアイデア創出も、担当します。
なのでうちの発想ツールの適応領域を広く設定しています。
ですが、偏りはやはりあります。
12個の発想ツール中、3つだけが、開発工学の領域の知見から作られています。
かなり、少ない。
2018年は、技術者向けのアイデア創出ツールを、世に出してみようと思います。
開発工学の知見や知識構造から、有用な要素をたくさん切り出して。