レビュー&ニュースのwebメディア「GetNaviwave」(学研プラス)の「毎日、文房具。」さんが、【ブレイン・ライティング・シート2】を紹介してくださいました。
これぞブレスト! 名案も迷案も臆さず発案できるアイデア持ち寄りツール
記事内の見出しタイトルが、端的で本質的な効能を表現されています。
【ポイント1】制限時間があるから絞り出せる
【ポイント2】突拍子もないアイデアもためらわずに出せる
【ポイント3】全員から同じ数のアイデアをピックアップできる
記事では、それぞれに簡潔な説明と、実際のシーンの写真があります。
ブレインライティング技法の本質を突いた内容です。
良い記事を書いてくださってありがとうございます。
((ここから、記事の話を離れまして、創造工学の知見からシェアしたいことを書きます。))
アイデア発想技法としてみたブレイン・ライティングは、
◎5分で回すので、締め切り効果(締め切りの直前で想像性の発露がなされやすい)を何度も使えます。
◎アイデアを書き物で場に提示し、それを次の人ひとりが見るだけなので、未成熟な案も出しやすくなります。
◎全員からアイデアをたくさん(18個ずつ)引き出せます。(誰かの独演会状態を回避することにもつながります。)
そして、
◎アイデアというのは100個を超えて出すと、魅力度の高いものがだいたい4%ぐらい出てくる、という構造が使えます。
(石井が大学院博士課程で研究していた際にみえた傾向です。正確言えば、1~9%ぐらいの揺れはあります。)
ブレインライティングは、6人で30分やると108個のアイデアが出ます。
その中には、いいものが5~6個は含まれるようになります。
◎リーダも、必ず100個のアイデアが手に入ることが保証されているのは心強いです。
(なお、平均して、45%が魅力度の全くないアイデアが出ます。それでいいのです。泥吐きも大事な創造的努力ですから。)
((話をGetNaviwaveに戻します。))
筆者の「毎日、文房具。」さんについて、すこし綴ります。
この筆者さんの筆の力には、文具好き界隈で定評があります。ブレイン・ライティング・シートに限らず、レビューする文具の本質までかなりの深度で見抜いて書かれていると思います。
中でも、石井のお薦めは「ふせんのごみ箱」と「HINGE(ヒンジ)」です。
文具好きなら「へー、いいなこれ(ぽちっ)」と行ってしまいそうないい文具(を教えてくれる)記事です。
ぜひ、サイトで「毎日、文房具。」さんの執筆記事をご覧になってみてください。 → 一覧