3つの大学での非常勤講師のうち、最初の授業は「東北工業大学」でした。
一年生向けのアイデア基礎、という授業です。
学会の全ゼミの学生が一堂に会する授業で90名弱の学生さんで構成されています。
アイデア創出の授業では、そして、クリエイティブの学生さんたちのこれからの学習では、頻繁に「意見を出し合って、何かを創造していく」ことがあります。
今の学校教育は、かなりコミュニケーションスキルにも力を入れていますが、
それでも、大規模授業では、その辺がやりにくいものです。
そこを初回から払しょくします。
個人で考えを書きを出し、グループでそれを出し合って、つなげて、構造化していく。
それをやりやすい道具を用います。
『neko note(ねこのーと)』
その雰囲気を動画と写真で紹介します。
(事前に了解を得て掲載。)
(注意:動画は音が出ます。)
以下、写真でその様子を、紹介します。
各人の出したものをつなげて、派生意見を言っています。
広がったものをみて、振り返り中。
全体を見て、広がりの中から何かを気づいたり。
全員が、自分の頭の中にある考えを出すだけ出したところ。
ムードメーカーな陽気な学生さんも。
手持ちの要素をどこかにつなげていくので、皆がしゃべります。
一本が三本に分岐していくので、だいたいこんな感じになります。
要素を並べて、構造を何度も直していくと、循環モデルみたいな
ループが見えてくることも。
2,3の大きな群になることも。
役目を終えたnekonote。
各人が出した要素を、束ねてこうして持ち帰る人もいます。
他にも、発想法をやりましたが、
まずは、ねこのーとを、授業で用いた風景を紹介しました。
こうした道具が「意見出しをさせてもいまいちうまくいかない、、、」と悩む先生やチームリーダーの役に立てば幸甚です。
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