昨年3月にリリースした「nekonote(ねこのーと)」が、約一年で、第3刷まで来ました。
多くの大学や企業でお使いいただきありがとうございます。発売1年間で、第3刷まで増刷、というのは、本当に、作り手冥利に尽きます。
この機会に、nekonoteの使い方について、改めて、端的に紹介します。
使い方は、とても、シンプルです。
皆でディスカッションするときに使います。
まず、個々人で、そのテーマについて思い浮かぶことを、どんどん書いてつなげます。
次に、グループで、それをテーブルに出し、つながる要素は、つなげていきます。
最後に、それらがしっくりくるように、繋がった要素群を、あちらからこちらへと、ふさごと付け替えて、構造を調整していきます。
大量の要素が話し合いで出ても、簡単に要素群の移動ができるので、手間取らずに、どんどん、全体の構造が出来上がっていきます。
一人の場合は以下です。
一人で、主題に対して考えて要素を出してつないで、広げていきます。
そのあと、吟味して構造を再構成していきます。
頭の中だけでは扱えないような膨大な要素を、手で構造化していけます。
例えば、大きなコンセプトを練る時、とか、
なにかのもやもやした対象を洞察していくようなときに、便利です。
使い方は以上です。
次に、購入面について、です。
”購入はこちらでできます”というのは、私石井はちょっとあさましい気がしていつも書けないでいます。ですが、買いたい方のお手間も減らしたいので、今回は紹介します。
まず、最小パッケージが買えるのは、アイデアプラント オンラインショップです。
価格:3456円(税込み)
数量:180枚(だいたい、4人〜8人で一度に使う量です)
次に、買いやすいアマゾンでは、最小パッケージが3つ入ったものを販売しています。
価格:10,368円
数量:180枚×3=480枚(12人〜24人で一度に使う量です)
(在庫が薄めです)
nekonoteについては、学校さんから1オーダー当たり大量数(数十人分)でくることが多いこともあり、「アイデアプラント オンラインショップ」できめ細かい対応をすることが多いので、こんな販売スタイルになっています。
(余談ですが、アメリカでも、nekonoteは販売しています。Amazon.comです)
販売に関しては以上です。
最後に。
グループで意見出しをした。でもあまりうまくいかない。
そういうことってよくあります。
最初の一回目がよい体験だと、そのあともうまくいきます。
そういう最初の一回をおもいっきりいい体験にする、そのための道具としてnekonoteがあります。
イノベーション・プロジェクトや、新しいチーム、新しいゼミ、そういう場面で、皆で意見出しや洞察を行うときに、これが助けになれたならば、作り手としては望外の喜びです。