石井のインタビュー記事が新しいWEBメディアに掲載されました。
「クリエイティブ×ビジネス」をテーマにした新しいメディア ” FINDERS(ファインダーズ)”の5月30日の記事です。
「クリエイティブ×ビジネス」をテーマにした新しいメディア ” FINDERS(ファインダーズ)”の5月30日の記事です。
インタビュアーの安齋氏は、東北大学の後輩でもあり、私の話すことをうまく引き出して、記事にしてくれています。
前半から少し引用しますと、
” 日本のブレストがうまくいかない理由は、いきなりWhatとHowを同時に求めてしまうから。”
という話に前後して、「二段階ブレスト」と「PPGブレスト」が紹介されています。そこに続く形で「PPCOプロセス」も。
ブレストの極意、というタイトルに対応する部分です。
後半では「なぜシリコンバレーは発想が豊かなのか?」という問いかけをもらい、石井なりに回答しています。ここは、もう少し多く記事引用します。(なお、記事中の石井の回答は、あくまで石井個人の独断と偏見であり、所属する学会や大学等の見解ではありません。)
”なぜAppleやGoogleの本社があるシリコンバレーの人たちは発想力が豊かなのか? 石井氏は、シリコンバレーの人たちと日本人では、アイデアの考え方に違いがあるという。
前者は「アウト・オブ・ボックス(箱の外で考える)」。簡単に言うと既存の枠組みの中で解決するのではなく「創造的に考える」「斬新に考える」という思考だ。これ対して後者は「イン・オブ・ボックス(箱の中で考える)」。箱の中をどんどん改良していく、小型化していく、便利にしていく、そういうことは日本人に向いている。シリコンバレーの人たちと日本人では、創造するやり方が違うだけなのである。
例えば、いま崖の前にいるとする。シリコンバレーの人たちの考え方は、崖の先に新しい土地を作るという発想だ。日本人は地面がないところに踏み出せないため、新しい土地がないなら、崖の前の土地に一生懸命ビルを建てようとする。これが箱の中の思考だと言える。”
読者の方の中には、この点については、賛否両論あると思いますが、少なくともアイデアの立場からはこう見える、ということを述べたものです。このトピックは、今後も、イノベーションをめぐる人々でディスカッションをしてみたいところです。
この記事は、端的な表現で多くの情報が載っています。
石井のブログより、何倍もわかりやすいでしょう。ぜひ、ご覧になってみてください。