旅仕事の途上で、ホテルのチェックアウトまで、デスクワークをしています。
旅仕事で、色んな人々とアイデアワークをすると、多様な領域に精通した人々との交流があります。
昨日のOIHでは、禅に造詣の深い方が二人もおられて、懇親会中、いろんな知識創造的示唆が出ました。
その中で、「半眼(うっすらと目を上げている状態)」と「ブレストの新しいやり方」の交点が想起されました。
一晩寝て、私が日記に書いたことを、そのまま、転記してみます。
脳波の計測により、閉眼状態ではα波が優位になり、目を開けているときには、β波が優位になることは、よく知られています。
半眼、というのは、大仏の顔にみられるような、前方から見るとほとんど閉じているように見えて、足元から見上げると、目がうっすら開いている状態です。
この状態で、αとβのどちらが優位になるかは、計測してみる必要がありますが、もしα波優位であれば、ブレストのはかどりに向けて新しいブレスト・スタイルを作れる可能性はありそうです。
(捕捉的に思い浮かぶこと。半眼、という状態で、脳波の主成分がどうなるかは、たぶん、禅的な、あるいは、精神統一的な修練の度合いにも影響しそうで、ケースバイケースとなりそうです。実験条件や作業仮説を良く工夫しないと、あまり良い定量研究はできなさそうにお思います。)
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そろそろ、チェックアウトの時間になりました。
創造的な営みについて、日々、いろんな人と知見を交換し合い、様々な可能性について光を当ててみています。旅仕事ってなにしているの?と良く効かれますが、講演やワークショップが中心ですが、こういうことも、その範疇です。