某公的機関で、ワークショップ研修を提供してきました。
研修の詳しい内容は配慮して伏せておきますが、大まかに言えば、石井の専門である創造技法や発想プロセスをベースにくみ上げたワークショップ形式の研修です。
事前の綿密な打ち合わせを経て、ある種の固有の知的作業のステップを深く教えていただきました。それを、創造工学の観点から、ワークショップに仕立てたものです。
4人組でのブレストや場全体でのディスカッションを8時間行ない、最終的には、企画を相互ブラッシュアップし、成果物を発表してもらいました。
追記:
石井の仕事は、日々、いろんな領域にいってアイデア創出に関することをファシリテーションします。まんが、出版、大学のようなカルチャ領域もあれば、医薬、乗り物、電機、インフラといったヘビーな産業領域もあります。銀行や行政系の仕事も時々、こうして行ってます。
日々私が入る現場は、主題が全く異なります。共通するのは「アイデア創出の作業を含む活動をしている現場」ということだけ。事前に専門知識を出来るだけ学んでおくことを心がけています。
(最近、通訳の方の書かれた本を読んでいて、どうも通訳の方が事前にする努力と一部かぶるなぁと。彼ら彼女らは、言葉の達人ですがその資質だけを使うのでなく、クライアントの専門領域について出来るだけ学んでおき、高品質な通訳をするそうです。クライアントの領域が多種多様である点もよく似ています。)