「アイデアモデリング研修」という先進的な研修が、宮城の公的機関で開かれます。2日間研修です。
私は、DAY1「アイデア発想術」の講義を担当します。ご興味あれば、ぜひご検討ください。
2月1日追記
スライドを動画化したものを公開しました。
3月15日追記
デジタルエンジニア育成研修「アイデアモデリングコース」開催報 告、が宮城県のサイトにアップされました。
<<講座のポイント>>
普及してきた3Dプリンターで、きれいな造形物を作ることが容易になり、
「頭の中の閃き」から「手に取って触れる造形物の実現」までの距離はかなり短くなっています。
しかし、3Dプリンターを使っても、思いのほか難しいステップがあります。
頭の中にアイデアを「出力するための3Dデータにすること」です。
この点は、企業内や地域のラボ等での3Dプリンター教育でも悩ましい所でしょう。
そこでこの点について、アイデア創出の講師の私と、デザイン&3DP担当の講師の方々と検討を重ね、アイデアとデジタル空間の壁を低くするメソッドを開発しました。「ネンド・ダイアローグ」という『アイデアの表現手法(粘土,写真を使ったユニークなデジタル化手法を実施)』です。
このやり方は、今後の「アイデア創出 ⇒ 3Dプリンター造形」活動を、大幅に容易にするものになるでしょう。
クリエーターとして、アイデアを形にしたいのだけれど、具体的にどうすればいいのかよくわからない、という方には、うってつけでしょう。
また、企業内で、3Dプリンターの利用者教育を推進している方にも、利用者の最大のギャップを下げる方法に、具体的なヒントとなるメソッドを持って帰ってもらえると思います。
<<講座の概要>>
日時 2019年2月26日(火)〜2月27日(水)(2日間コース)各日10:00〜17:00
場所 宮城県産業技術総合センター ものづくりIT融合化研修室
定員 8名
受講料 26,200円
対象 プロダクトデザイナー(または目指す方),3Dプリンターを活用した製品開発を行っている方(または目指す方),グラフィックデザイナー,IT関連技術者,商品企画立案従事者,経営者,エンジニア
詳細情報、リーフレット(チラシ)、申し込みは、主催者さんのサイトへ
最後に:
公的機関の研修ですが、黙って聞くスタイルの座学講座ではありません。大半の時間は受講者が自分の作品を作ってみる、専門家とディスカッションしながら、想像を形にしていく、そんな実践中心の講座です。
公的機関での開催ですが、内容にご興味があれば、どなたも歓迎ですので、ぜひご検討ください。