これまでの8回のワークショップとは違い、全員で一つの課題に取り組みます。広げて、セレクトして、アイデアを磨く。そんな一連の作業を2時間で行います。
発散のフェーズではブレインライティング。108のアイデア、のはずが、150近くのアイデアが出ました。さすがに発想ゆたか。皆さん優れたデザイナー、著名なデザインの先生ですから。私も参加してシートを記入したのですが、面白いのが随分沢山でていました。
ハイライト法(≒簡便な評価+KJ法)でアイデアを抜き出し束ねます。で、魅力度をそれぞれに述べて行きます。「ほめる」という作業。これが一番創造的ワークの中の特徴だと思います。なかなか実感しにくいのですが、これがアイデアの本質的ないいところを見つけていく重要な作用。
そして、最後に磨きます。心配な点をリストアップ。最も深刻なものにチームの力をそこに絞って一気に解決策を一ダースほど。
本質的にはこの作業を繰り返していきます。時間の関係上、1つをピックアップする作業で進行しましたが、できればいつも上位3つをセレクトして、次のフェーズにいけると幅が広がります。
私自身とても勉強になるワークショップでした。この場を用意してくださったかた、参加してアイデアを出していただいた皆さん、ありがとうございました。
(事前の準備風景)
