2020年02月07日

【創造研修のコツ】なるべく近くの人と雑談を。学習効果が上がります。

アイデアの授業、創造研修、クリエイティブなプロジェクト、などの場を、捗らせる要素があります。

それは「グループの凝集性をあげる」ことです。
(難しめに言うと「人と人の間の近しさを向上させる」ことですが、)
平たく言えば、「グループの仲良し度の度合いをあげる」ことです。

凝集性が高いと、クリエイティブワークはうまくいく。
そういう傾向があります。

では、凝集性をあげる方法は?
2つあります。

1.一緒に遊ぶ
2.一緒に食べる

研修やワークショップの冒頭の遊びの要素は「一緒に遊ぶ」の役割があり、創造的活動への助走となっています。

しかし、現実では、研修時間が短くて、凝集性をあげることができないこともあります。

そこで、開始前の時間、周辺の人と自己紹介や雑談をしておくと、よいでしょう。

凝集性が高くなり、創造技法の実践レベルが良くなり、学習効果が高まります。

「話しかけたら相手に迷惑かも」と思う人もいるでしょうけれど、相手に配慮しつつもぜひ話しかけてみてください。
始まる前に雑談して過ごすチームは、その後観察していると、スキルをうまく実践し、本来の目的(=スキルの学習)を高く達成しがちです。
グループのメンバーにもプラスだと思って、ぜひ遠慮しないで、雑談してみてください。
雑談というとぼんやりしますが、相手の人となりを知っておく、という感じです。

(ただし、この雑談のススメは、アイデア、企画、クリエイティブのような学習の場においては、です。
専門外で分かりませんが、法務を学ぶ研修とか、硬い研修の場合は、雑談は純粋に迷惑かもしれませんので、この雑談のススメはクリエイティブ側に限っての話です。)
posted by 石井力重 at 07:00 | アイデアプラント 5th(2018-2020)



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