現在の外出自粛の社会状況でも、
人々が創造力を、学べるよう、
【オンライン・ワークショップでの創造力研修】
を、急ピッチで開発中です。
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思いのほか、新型肺炎の蔓延は威力があり、
4月中は、大学・企業の多くが、その活動を大幅に
制限されることとなりました。
創造研修を担当する各社さんでも、
新人研修の当面の凍結が
昨晩の都知事の宣言をもって、
決定されています。
授業・研修をオンラインで行うことは
当座の対処ではなく、少なくとも、
延期後のオリンピックの終了ぐらいまでは
本流となるだろうと思います。
(もともと、オリンピック時には都内の企業さんが
研修などで本社東京に人の集まる活動が実施できるかの
議論もありましたので、このオンライン対応は、
いっそのこと、2021年のオリンピックまで、となると思われます。)
こうした社会背景のなか、
オンラインでできることとできないことが、
手探りで分かり始めましたが、まだ黎明期です。
特にWEB講義(ウェビナー)はできても、
「オンラインでの大人数でのブレスト」は難しい、と
多くの人が、挫折しています。
しかし、ブレインストーミングに対する深い知見をもとに
WEB越しの会話というコミュニケーション特性を鑑みると、
「機能するようにワークをデザインすることは可能だ」という
感触を得ています。
この国難(世界中が国難、なので、地球難、というべきかもしれませんが)の
この時代に、創造性の研究者としてできることは、
ブレインストーミングをはじめとする創造活動をWEBの上に再設計することだ、と思います。
今後も、多くの対策検討会がオンラインで行われるはずです。
企業内の創造活動もそろそろ再開が望まれるはずです。
そうしたときに
「テレビ会議では、どうも、創造的な問題解決の議論はできない」となってしまう未来を
「テレビ会議でも、充分に、人々の創造性を引き出して、問題解決を創出できる」未来に
変えていく、そのための知見を、収集し、
急ピッチでトライし・確立して・社会に提供してゆきたいと思います。
テレビ会議での、ブレスト、アイデア出し、に困っていることがあれば
ぜひ、ご教授ください。
その原因を見つめて、新しい、効果的なスタイルを、
開発していきたいと思います。
2020年03月26日
石井力重