Zoomのブレイクアウトルームは、日本語が不得意なのか、似た名称のメンバーをきれいにシャッフルしてくれない傾向があります。
たとえば「運営:田中太郎」「運営:鈴木一郎」みたいなメンバーが、何度シャッフルしても同じ部屋になってしまいます。
なので、部屋替えのたびに、ランダム3桁数字を名前の前につけてもらいました。
名前を付け替えると、参加者リスト上、新しい名前でソーティングされます。なので000から999まで、昇順に並びます。重複した番号の人もいるでしょうけれどその次についている名前が違うので同じには見えません。
でブレイクアウトルームを作ると、各部屋きれいに、番号の遠い人同士で組んでいる状態に。012と257と791と811、みたいに。
数字だと「散らせる」という処理がしやすいようです。(多分アルファベットもそうできるんじゃないかと。ただ多様な言語を散らせるのは難しいのか、日本語名はうまく散らせません。)
で、またシャッフルするときに、システムのランダム振り分けを使うのに加えて、皆さんに再度ランダム3桁を振り直してもらい、シャッフル、という感じに。
Zoomは急成長してシステムが改良されていくのでこのテクニックも必要なくなるかもしれませんが、現時点でのミックス処理についての工夫として、実施してみました。
なお、この数表は「パイ」です。
自然対数の底、ともに、人類の文明や現人類の取り決めとは無関係にこの宇宙に存在する無限につづく美しい数ですよね。乱数表とは違うのですが、どんな数の並びも、このパイの中に見出せる、という魅力もあります。