昨晩は23時過ぎまで、講義ビデオを収録していました。
最終的には、5本のスライドのビデオになりました。計32分。
製作時間は丸3日。
1)ワードのアウトラインで、文字でスライド要素を書き出し、構成を編集。
2)パワポに流し込み、文字サイズや挿絵・図案を入れて、デザイン。
3)動画配信ソフトの機能で、パワポと自分を半透明で重ねて、講義収録。
4)録画を見て、喋りを直して、テイクを重ねる。
5)完成版を、Youtubeにアップして、URLリストに。
オンライン時代のなすべき努力として、そんなことをしています。
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講演によんでくださる中で石井が
「では、ここからは、技法を紹介します。10分ほど動画をご覧ください」
ということがあります。
こうすることで:
〇数十回のテイクのうち、一番いい講義をお届けでき、密度濃く、知識を提供できます。
〇受講者の通信状態が悪化しても、止めたり巻き戻して、情報損失のない学習ができます。
〇スキルのある人だと再生速度も好みに応じて変えられます。
〇会議システムの講義は、集中力を削ぐ要因が多々あります(点滅するチャット、不意にマイクONにして生活音を流してしまう参加者、沢山開いたウインドーで下がる操作性、再現性のないシステム不具合)。そうした阻害要因がない事前収録をすることで、集中していない講義になってしまうのを避けることができます。
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この方式で、コロナ禍以降、1000人以上に講演講義を提供してきましたが、受講者的には好評をいただけているようです。
この形すら、理想形とせずに日々改良していくつもりですが、現時点でのベストとして、今はこんなやり方をしています、という活動報告でした。