一冊の本を出す、というのは、長い道のりです。
草稿があらかたできたのですが、まだこれは一里塚。もしかしたら、それ以前かもしれません。
昨日、今日と、その文章の挿絵の筆者イメージとなるものを描いていました。
数枚書いては、スキャンして、原稿に挿入。
文章を追わなくても、挿絵だけ見ればだいたいわかるような、紙面になりました。
実際には、こんなにたくさんの挿絵を入れるわけじゃないので、大幅にカットになりますが、まずはかけるだけ書いてみています。
二カ月前に建てたスケジュールでは、今頃草稿は全部いったん提出できる予定にしていましたが、日々の仕事や研究に追われているうちに、進まぬ原稿、飛び去る時間、という感じで、とにかく毎日やっています。
とはいえこの後、今年の学会発表の原稿締め切りが目前で、これからはそちらにかかりきりになりそうです。
好きな事ばかりで、不平不満は全くないのですが、時間がたりないなぁと、思う日々です。
顧客への圧倒的な愛が製品のフォルムに宿るーーそういう仕事をしたい、と創業前夜に思ったものですが、今もその志に従い、どれもこれも、全力で取り組んでみています。