優れたアイデアは非効率的に生じることがあります。
多くのアイデアは「そのアイデアによって損害を受ける既存事業者」と
「実行にふさわしい資源を持たない若い組織」に生じます。
結果、多くの「優れたアイデア」は消えてしまいます。
しかし、今後は生成系AIがアイデアを生み出すことで、
受け取れる人々のもとにアイデアが増えるでしょう。
そのため、今年の終り頃には、「アイデアを選択する能力」と「アイデアを改善する能力」が重要になるでしょう。
起業支援界隈では、社会ニーズとなるかもしれません。
アイデアプラントは、「IDEA Vote」という「アイデアの選択スキル」を育てるツールをすでに持っていますが、「アイデアを改善するスキル」を育てるツールは開発中です。(その開発は、約4年にわたり行われ、ちょうど完成の段階に来ています。)
一方で、生成系AIを使用する企業が増えることで、情報の流出を防ぐためにAI使用が禁止される企業も増える可能性があります。その場合、「アナログのAI」と呼ばれるプロセスが生み出されるでしょう。その一つのスタイルは、カードやブレストを使った発想のプロセスです。アイデアプラントは、このプロセスを整備して、世の中に提供したいと考えています。まずは、名刺サイズのカードで試作し、その上で、一人ブレストのプロセスを開発したいと考えています。
今年の抱負は、具体的に述べました。
今年も、アイデアプラントは社会を創造的にするために、最大限の努力をすることを目指します。
そのためには、多くの組織や多くの方のご指導や協力が必要です。
今年も、よろしくお願いします。