1月は、まったく異なる二つの場でアイデアワークショップを実施しました。
ひとつは 石川県の小松高校 で、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている同校の1年生向けに、「探求テーマをつくり出す」ためのワークショップを行いました。高校生たちは、ワイワイと活発に意見を交わしながら、自分たちの探求テーマを見つけていきました。最初は戸惑いも見えましたが、アイデアの出し方のコツを掴むと、思いがけない切り口やユニークなテーマが次々と生まれ、熱気に包まれました。
もうひとつは、医療機器メーカー における新商品アイデア企画の一環として実施したワークショップ。こちらは企業研修のため詳細は控えますが、参加者の皆さんは、限られた時間の中で次々と発想を広げ、現場の課題に即したアイデアを生み出していきました。医療分野という社会的に重要なテーマを扱う場で、創造的思考を支援できたことは、私にとっても大きな意義がありました。
高校と医療機器企業と、年齢も環境も異なりますが、どちらの場も、未来をつくるための場でした。探求する力、発想する力は、これからの社会にとって欠かせないものです。今回のワークショップが、それぞれの未来への一歩を支えるものになっていれば幸甚です。 小松高校のスライドはこちら
https://www.docswell.com/s/ishii/Z2218N-tankyu