私はオフィスの外にいることが非常に多いので、外でのメール受信に苦労していました。新幹線の駅では、ヤフーBBの無線ユーザなので拾えるので、よく東京駅の中央改札のガラス張りの中でPCをひろげていました。出張先だと、昼の用事を終えたら、一度ホテルに戻り、夕方の打ち合わせ先にいきます。メールを拾うためです。
これが結構、行動を規制するんですね。
また、出張の際に、ホテルにLANがあるところを、じゃらんネットで検索して予約するのですが、ない所に比べて1000円くらい平均価格が高いんです。
そこで、一括して購入できるハードであるb-mobileを手に入れることにしました。こんな感じです。つるんとして、美しいです。

USBメモリより2まわり大きく、存在感があります。1分単位で減ります。
価格は、だいたい、35,000円位です。150時間(=分単位の減算をするので、分単位でいえば9,000分)の利用ができます。
⇒ 3.88円(1分あたり)
233円(1時間あたり)
という計算です。携帯電話でG-mailのメールを見るよりはるかにコストが安いので、まあいいか、と思い。出張に出ない時はしばらくでないので、月額よりも、好ましいと思いました。
これによって、2つのことが起こりました。
まず、新幹線。これまでは、インターネットにつながらないので、PPTづくりや、企画の構想、を行っていましたが、いつでもつながるようになると、ちょくちょく、思考が分断されます。これは、まずいな、とおもいました。
もう一つは、意識して、ネット時間をおさえる、ということです。先ほどとは逆の効果なのですが、出張先で、無料でつながるLANがあると、際限なく、仕事をしてしまいます。大抵は、出張先は仕事が滞るので睡眠時間が3時間とかの生活をして、出張以外の仕事もカバーしてしまいます。それがなくなる、という点が大きいですね。
総じて言えば、良かったかなと思います。先日のpomeraのエントリーで書きましたが、人間には、シャットアウトして、考える(アウトプットのみに集中する)時間が必要なんだと思います。便利じゃない状況を人は望む。今回のb-mobile3Gの入手でそういうことをより意識的に考えるようになりました。
b-mobile3G hours150 150時間パッケージ BM-DL3-150H