ああ、机に座ったものの、何もやる気が起きない、そういうことってありませんか。やらないといけないことはたくさんあるはずなに・・・、という経験は誰にでもあります。眠いとか、すべきことがありすぎて混乱している時とか、そういうことも原因だったりします。そういう時に、仕事と思考(アイデアや心配事)を可視化して、すっきりして、優先度の高い仕事から着手できる方法があります。

カード・メソッド
1.頭の中に入っていることを、思いつく順にカードに書く。
1枚に、1つ。決してまとめない。整理しようとしない。
2.TODOが先に浮かぶが、書いているとアイデアも浮かぶ。
アイデアは、「idea」とメモのはじに小さくかいて
思いついたら、TODOの列挙を中断してでも書き出す。
そして、そのアイデアのことをしばらく忘れる。
3.仕事が大きすぎるな、とおもったら、細かく、具体的な
仕事の固まりにわける。その仕事をするための検討や
道具の準備などのレベルも含み。
4.今使える時間が、何10分あるのか、明確にする。
5.仕事を3つに分ける。
(1)急ぎの仕事
(2)大事な仕事
(3)それ以外の仕事
上からチェックするので、急ぎかつ、大事、なのは(1)に。
6.(1)の中で、順番を付ける。
それは、自分の好みと、状況次第でいい。直感でよい。
緊急度の順、でも、重要度の順でも、処理時間の短さでもいい。
7.それらを、今使える時間内に、実施するカードと、実施できないカードに分ける。
8.実施するカード群を、はじから、やる。
このメモカード・リスティングは、ストレスがなく仕事ができます。可視化することで、人間の処理力は上がります。そして、時間は1〜3時間しか普通はとれないものですが、それを最大限の有効さで活用できます。
ちなみに、使うカードとペンはこだわりのあるもの、高くても良いものがよいです。書きにくい紙、書きにくいペンは、アウトプットの微妙な影響要因になりますから。
お勧めのカード
情報カード(コレクト)の名刺サイズ・無地・ブルーを使っています。
お勧めのペン
プラマン(ぺんてる)…書くのが楽しい「かさささ」という書き味
9.アイデアのカードは、アイデアストック専用の名刺ファイルを
かっておいて、そこにストック。半年おきに見直すと
企画のネタ、商品化のアイデアが1000個に3個くらい出てくる。
10.やりきれないtodoは、カードケースに入れておく。
時間の余った時に、徐々に処理する。
終わったカードは捨てずに、箱などに蓄積する。
あとで日報を書く際に役立つことと、
仕事の努力を可視化して充実を増やす効果あり。