経営者さんと二人で早朝の二時間、がっちり開発ミーティングをしています。
今日にいたっては、6時半少し前に家を出た時には、道を行く車はライトが付いているくらい、暗かったです。
しかし、習慣になってきたら、なかなかいいですね。早朝の開発会議というのは。
頭が回らない?そんなことありません。多少の眠さはあっても、頭が余計な考えごとがない状態で、創造するのは、なかなか、きもちのいいことだと実感しています。
感じとしては、机の上に何にもない状態で、作業をするときもちがいい、のと似ています。
この開発ミーティング、実は、ブレスターの初期版(発売即売り切れた、初版!)のお客さんでもある企業さんなのですが、彼らが行うプロジェクトで、ブレスターっぽい、知の開発道具を創ることになって、私たちIDEAPLANTも参画して、開発しているんです。
ブレスター・メソッド、と私たちが呼んでいる「知のツール化」プロセスを、彼らの持っているノウハウに対して適用しています。彼らの持っているノウハウはドキュメントになっているのですが、それをワークショップで、「楽しく体験できる知」にするために、ただいま、ノウハウを、ざくざくと、切り出しているところです。

私たちにとっても、本格的にブレスター・メソッドを、他の分野の知の塊に対して適用する、トライアルな体験です。本気で取り組んでいます。
今日は、ここまでの切り出したものを、ブレスターライクなスタイルにして、ちょっと、具体像のアイデア出しを雑談兼ねてしてみました。
これ、なかなか、いいツールになりそうです。ある種の産業分野のためのツールなのですが、その分野において、東北発全国レベルの逸品として、堂々と商品化できそうです。
ブレスターのようなスタイルで、「自分たちの持つ知を形にしておきたい」という要望は潜在ニーズとして結構大きい、と最近よく思います。
今回の開発が大成功に終われば、そうした要望のある企業さんたちにも、こうした開発支援サービスを提供してゆきたいと思っています。
私の仕事スタイルは、これまでは深夜まで仕事をして、少し寝て、朝から仕事、というスタイルだったのですが、今週は安全を見て、毎日、12時〜1時には寝ています。朝が早いですからね(今日は朝4時に起床しました!寝てたら時間が足りない!ので)。
「自社のあるいは自分たちのノウハウを、ブレスター的なカードゲームか人生ゲーム的なボードゲームに、切り出して、概念的なものごとを、手にとって触れる”道具”にしたい」という企業さんがいらしたら、4月以降、ぜひご相談ください。きっと、開発のためのヒントをお話しできると思います。場合によっては、一緒にやりましょう!
昨日も書きましたが、日本は長期的な人口減少社会です。産業のウエイトは、知識創造型にシフトしていくことはほぼ確実だとおもうのでうが、その社会へ乗り替わるには「知識を創造する行為を加速する道具(知の道具)」が必要になります。正しく言えば、なくてもできますが、進みが遅いんです。調子の悪い時にはしくじったりして、試行錯誤的なんです。これを、道具がうまく、「いつでもハイパフォーマンス化」します。道具というのは本来そういうものですから。
そういう時代のトレンドに正面から挑む動きをする組織と一緒に、未来をつくりたいと真面目に思っています。ご興味あれば、ご相談ください!