何の変哲もないサイコロ。
これをつかって、簡単な足し算だけでできる、ミニゲームを作ってみました。
7さい
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・普通のサイコロを7個用意する。

・じゃんけんをして順番を決める。
・プレイヤーは、7つのサイコロを両手に盛り、一個ずつ降る。出た目の合計が獲得できる点数。全部投げたらつぎの人に番が回る。
・ただし、同じ目が3つ出たら、その回の得点はなくなり、次の人に順番が回る。
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どこで、サイコロを振るのをやめるのか、というのが、戦いになります。
-最小の合計数は「2」二投とも一が出て、そこでやめた場合。
-最大の合計数は「33」。目いっぱい大きい数が出た場合( 6.6.5.5.4.4.3 )。
-平均は多分「24〜5」ぐらい。
-なので、3回ぐらい回ると、平均的には「73~4」ぐらいになります。
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・勝利条件=「77」以上の点を獲得した人が出たら、その人が優勝。その時点でゲームは終了。
(Option) 高度な遊びのできるメンバーの時は・・・
前のラウンドでトップを取った人が、3つ同じものを出してしまった時には、その時点で出ていた目の合計が丸ごと、前のラウンドで最下位だった人に、入ります。
オプションルールだと、一気に形成逆転できる可能性が出てきます。なので、前ラウンドで、トップを取った人の積極的な行動は抑制されバランスがつくりやすくなります。また、終盤で、トップの人が出目を譲ることで、最下位の人が、いきなり優勝してしまう可能性も出てきます。他の人のサイコロをよく見る楽しさが生まれそうです。
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この遊びは、大体、足し算がすいすいできるようになる6歳終わりから7歳ぐらいがもっともいいでしょう。ですが、最近は幼稚園の年長さんになると足し算は割とできますので、もう少し小さい子供がいてもいいでしょう。(毎回の点数の足し算には、紙と鉛筆を使うといいでしょう。)
小さい子どもと、大人、一緒に遊んでもさほど、差が出ない「足し算」だけでできています。あとは「やめとく」か「勝負をかける」かを、他のプレイヤーの得点を見ながら、選択していく部分に戦略性が生まれそうです。どんどん突っ込んでいく子どもの方がそれを超えることもあって、それもまた楽しいでしょう。お正月にいろんな人が集まる時にやると楽しそうです。
(※ 普通の家には、サイコロが7つもない、というツッコミはありましょう。そういう時は、適当に、メラミンスポンジを、カットしてもいいでしょう。いびつなサイコロだと、どれをどの順で降るかに戦略性がうまれます。あるいは、子どもと紙粘土で手作りのサイコロを作るのもいいかもしれません。)