仕事にしているので、今日も働いています。
今日は、もうすぐリリースを迎える
ホワイトボード状のアイデア創出支援ツールの
プレスリリース案を作っていました。
プレスリリースをしっかりかくというのは
開発者自身にとても良い効果があります。
一発目のプレスリリース案は、
ついつい盛り込み過ぎてしまう開発者の心が
如実に出ます。
長くなり、かつ、一般の人には分かりにくい概念を
つかって細かいこだわりを書き込んでいます。
書いては消して、を繰り返してもあまり減りません。
一晩ぐらいおいて、新聞記事が報じる新製品の記事を
みなおして、これぐらいあっさり書かなきゃ、という
レベルを見つめて、ゼロから書き直します。
正しくは、その新聞記事を、トレースする形で
自分の商品の説明を入れ込んでいきます。
そして、全体的に調整を入れます。
不思議なのですが、
その方法で書いてみて、それをよんで「なるほど」と思います。
そうか、このツールは、客観的に見て
こういう商品なのか、と。
その時点での文章は、自分の観点だけで書くものとは、
まったく異なります。
自分にとってのこだわり部分文章は
ほとんどきれいになくなってしまって、
概要の効能が、コンパクトに示されています。
伝わるか、魅力的なコンセプトか、という意味では
このほうがはるかに上であることも、
開発プロデューサーの視点でみて、わかります。
人に伝える文を書く、というのは
学ぶところの多い作業だなぁと思います。
