留学制度があります。
社会人が中に入って一定期間お仕事をする、という
おもしろい仕組みです。
5月下旬、それを体験してきました。
実は、本(アイデア・スイッチ)の最終ゲラをチェックする時期と、ばっちりかぶっていて、昼はカヤック、夜はアイデア・スイッチのゲラ直し、ということで、この留学は、ダブルの意味で思い出深いものでした。(もしかしたら、『アイデア・スイッチ』の中のどこかには、カヤックさんから受けた良い影響があるのかもしれませんね)
URL http://www.kayac.com/recruit/stay/interview_2/
特に、私が刺激となったことを
上記の中から、引用します。
文字という媒体では伝えにくいのですが
頑張って文字にした部分です。
(引用ここから)
【04】石井さんから見て、カヤックってどんな会社?そして、カヤックの社員ってどんな人?
力強く生み出しつづけるための「創造の翼」がある組織、として強く印象に残りました。 一方の翼は、「組織を老化させない空気が場を満たす」こと、です。大きく成長しても、『「ありがとう。」が豊富にある職場』は、創造的な要素をこわさないで受け渡しができる、という重要な効果があり、個々人の創造力が、ロスすることなく組織の成果に結びついているように見えました。
他方の翼は「組織を導く力強さ」です。本気の覚悟をもった人々の知的耐久力がすごくて、それがカヤックの「スピード」「品質」につながっているようにみえました。
両方があるから、創造的な個々人が、まっすぐに、創造する組織として、力を発揮できている、と思いました。
(引用ここまで)
短い時間、オフィスを見学しただけでは、なぜカヤックはカヤックらしくあり続けられるのかは、絶対にわからなかっただろう。と思います。言葉で聞いても実体験がないと分からないことって世の中に実際にありますが、この留学は、そういう部分が本当に多い、貴重なものでした。
カヤックのみなさん、本当にありがとうございました。
留学最終日に、全社MLで御礼を述べさせていただきましたが、その晩に社内で(すみません、勝手に社内で)とった御礼ビデオを一緒に掲載しておきます。
(ちなみに、その時に観察させてもらったことを記事にしようとしています、とビデオの中では言っているのですが、諸般の事情があり、まだそれは実現できていません。2009年7月11日現在)
なお、博士論文の作成の際には、ぜひ、このときの観察記録は、入れ込みたいなぁと思っております。