図にすると↓(クリックで拡大)こんな感じですが

文章にすると長くなります。恐縮です。
1.発想するアイデアの「方向性」が与えられているケースか?
与えれてるか、否かで、
するべきアイデア創出作業は
大きく変わります。
(通常、この部分は、
ほとんど意識しないで、
次のステップから、意識します。)
→YES(方向性が与えられている)なら、2へ
→NO(方向性が与えられていない)なら、10へ
2.アイデアをすぐに発想できそうか?
YES(できる)ならば、
SCAMPERを使います。
ややYES(ややできそう)ならば、
6観点リストを使います。
そしてSCAMPERを。
いずれも、時間があれば、
アイデアは得られます。
NO(どうやっても発想が出せない)
場合も実はあります。
制約条件がきつすぎる、
どうやっても解決できない、
そういう問題が実際には
あります。
この場合は、どんなに
創造的な努力をしても、
努力の仕方が適切ではないので、
実りません。
この時は、分析&問題設定ワーク。
「下に引く力分析」
を行います。
そして、一番下から打破(発想)します。
発想の際には
SCAMPERなどをつかいます。
→分岐のいずれも、次のステップ3にすすみます。
3.懸念点の抽出
そのアイデアの
心配なところをあげます。
だいたい5つぐらいあげた時点で、
最も重要そうなものを
1つ選びます。
→4に進みます
4.対策アイデアの考案
対策アイデアを
出します。
(創造工学的には、
3と4はPPCOプロセスを
非常にライトにしたもの)
だいたい、1〜4までを、
回転の早い起業家は、
3分くらいで、実施します。
それを超える長さだと
紙に書かないと、
短期記憶のメモリが
いっぱいになります。
なので、紙に書くような
マメさがない人は、
3分でできるところまでで、
さっと、終了。
続きはそのうち、となります。
(ここで、記述の都合上、インデックス番号を飛ばします)
10.自らフォーカスを絞る
発想の方向性を、
さっと絞って、
力が一定方向に
強く促されるように
自らをし向けます。
2つのパターンがあります。
→北極星(理想性の発展方向)へむかって、線を引く、11へ
→制限を、増やす、12へ
11.究極像を描き、現実可能な範囲で具体像を想起
理想性は
「効能」/「害+コスト」
で表現されます。
ほぼこれは、時
間的に増大していきます。
究極像は、プラス無限大です。
分子は最大化、分母は最小化。
その像をうっすら
おもいうかべて、
3年程度で実現可能な像を
見出します。
そして、その像を
具体的に考案していきます。
(なぜなぜの終着点=
よりよい社会生活の提供。
・・・これも一つの指針です。)
→13へ
12.9要素中、3要素をFixする
前提となる条件が
6W3H中、1つくらいしか
定まっていない場合は、
3つ程度がうまるように、
仮設定します。
それで発想をひきだします。
制限は創造性を引き出す。
そういう傾向を使います。
→13へ
13.一人ブレインストーミング
この段階では
大抵ひとりブレスト。
4つのルールのどれか1つを
積極的に使っている感じです。
→14へ
14.アイデアを具体化する
6W3Hのような、
アイデアの基本要素を
描き出します。
6W3Hシートを使うと
便利です。
→15
15.表現の努力
創造的なアイデアは、
初期段階のままでは、
人に理解してもらえません。
表現の努力をします。
ここまでやる方でも、せいぜい20分以内に全体をやります。一人で、あるいは、会議で。一般にその速度は速すぎてきついでしょうけれど、起業家さんの集中と速度は非常に早く、それぐらいの速度でやって、だめな時には、また今度、としていることが多いようです。