
おととい(2月3日)の日刊工業新聞の朝刊に、キャンパスベンチャーグランプリ特集の記事が組まれその中で私のプラン概要が掲載されました。著作権の関係があるので私が書いた部分(300文字)のみを以下掲載します。
音声コンテンツ・マーケット「音co知心」は、音声データに対して、電子透かしを加える技術(東北大/電気通信研究所にて開発し特許化)を用いて、「個人の音声コンテンツを有料販売する仕組み」を提供する事業です。 対象市場は「着メロ・着ごえ・着うた」市場(1,000億円市場)と、急速な成長が予想されるWEB素材市場(推定20億円市場)の2つです。コンテンツ提供者は携帯電話等を用いて、いつでもどこでも簡単に、音声コンテンツを作成できます。多様なコンテンツ提供者たち自身が初期の口コミ・市場拡大機能をにない「感性・感情・知識・声の表情」といった「人」そのものがもつコンテンツとしての魅力を武器に、対象市場のシェア5%(50億円)獲得を目指します。
実際には私がこのプランを実行することはありません。私自身はもう一つの事業計画である「アイデアプラント」の代表者としてそちらを運営していきます。卒業後も身の丈に合った小規模な事業から行ってゆこうと思います。
私が今回このプランを作りコンテストに応募したのは技術経営戦略(MOT)を専攻する学生として、「大学の持つ可能性の高い先端技術をもとに、それを事業価値として最大限に引き出しえるビジネスプランを製作したかった」からです。もし上記の要素技術にご興味がある方、競合サービスを展開される方がいらしたら、お気軽にご連絡ください。
なお今後も大学や企業の保有する先端技術をもちいたビジネスプランを構想したりその市場可能性を調査して行こうと思います。優れた技術がその事業上の利用が少しでも促進されるように、ある種の貢献が出来たら幸いです。