【!】この記事は2月24日に、更新しています。ダウンロードがファイルのカスレをなおして、かつ、新たに提出いただいた2シートをくわえ、全部で49シートから切り出したアイデア群になっています。
先週2月19日に、ホテル白萩で開催された講習会で実施したアイデアワークで皆さんからお預かりしたアイデアシートをここにアップします。
補足1:このパートで使った発想技法は「ブレイン・ライティング」といいます。
補足2:使ったシートは「ブレイン・ライティング・シート2」といいます。
ダウンロード
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参加者の皆さんはご自由にダウンロードして、資料としてお使いください。
なお、シートはいくつかに分かれていますがひとつだけ、資料として保管される場合は、1つ目のファイルが、おすすめです。(これは、星が2個以上の物だけをあつめたものです。)
新しい防災アイテムのアイデア集(98枚)_星2個以上
新しい防災アイテムのアイデア集(157枚)_星1個
新しい防災アイテムのアイデア集(373枚)_星なし
少しだけ分析
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参加者総数(約120名)の内、シートをくださった49名の方の分で、このアイデアカード集は構成されています。
どれぐらいの記入率であったかなどを簡単に分析してみます。
記入されたカードの総数は628枚。未記入+書き損じは254枚。
→記入率 71%
本来は3分間(または、5分間)という長いインターバルのところを今回は1.5分間〜1分間、という超高速のブレインライティングを行っています。そのため、3枚目まで書きわらないケースがたくさんありました。
なお実際に自社でされる場合は、インターバル=3分間で回せば、大抵98%以上の記入率になります。
星なしのカード枚数 373枚 / 記入された全カード枚数 628枚
→59%
全体の6割ぐらいが星なしです。これは、星ありの4割部分を生み出す、踏み台、のようなもので、必要なボリュームなんです。
ただしここにも、隠れた名案が時々あります。石井としては拾い上げたいきらりと光るコンセプトが数個ありました。
星1個のカード枚数 157枚 / 記入された全カード枚数 628枚
→25%
星2個以上のカード枚数 98枚 / 記入された全カード枚数 628枚
→16%
ボリューム感を写真で
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左から、星なし、星1個、星2個、星3個、星4個、星5個です。上記の分析では、人数差を考慮して、星2個以上をまとめていますが、あえて分けてみるとこういう高さ(量)になります。

プラスアルファ
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通常は、スターアイデア(優れたアイデア)の数が4%ぐらいになります。628枚の4%としては、25枚、です。
ですので、星2個以上のカード集をさらに見ていき、メンバーで星印をつけていけば、ここから25個程度、優れたアイデアが抽出できるでしょう。
食品加工の会社さん、樹脂加工の会社さん、印刷業の会社さん、精密機械の会社さん、サービス業の会社さん、それぞれにとって、新製品開発の練習ネタになりそうなものが、たくさんあります。
補足ですが、実際にさらに星を各社でつけると、取り出される4%がどれであるのかは、違います。かぶるものも当然ありますが。
この大きな理由はアイデアの具現化能力や活用できる資源が違うからです。組織が違えば、そこにとってのいいアイデア、とは、また違うものなのです。
先日会場でシートに送信先を記していただいた方には、今日の夜、個別にメールでこのファイルをお知らせします。
最後に
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ぜひ、シート(や先日のアイデアワーク)のご感想もブログのコメント欄へお寄せください。
石井力重
追記
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3月2日に、同内容のアイデア会議を、大阪でも実施してきました。
そこで出たアイデアも掲載しています。
ご興味あればごらんください。こちら