名前は「BOOOK」(ブックカフェ・ブーク)。そこは、面白い空間と時間を提供してくれる、素敵な場所でした。東北大OBOGの方だと「どうせ、生協の出店だろ、まあ、知れてる」と思いがちなところですが、ここは、ちょっと違いました。仙台には今まで無かった、いいコンセプトの空間でした。ここならば、午後のひと時、雑誌や話題の書籍をくりつつ、コーヒー片手に思索をめぐらす、というようなスタイルがなりたつ、そんな感じのところです。自分が在籍中に、このカフェはほしかった。そうおもわせるものがあります。
入り口。車道からは見えません。
空間が設計されている、ということが、なんとなく感じられます。
書籍のそろえが素敵です。これ、本当に東北大学のブックエリアで?
と、おもうようなセンスのある取り揃え。
それもそのはず、ブック・ディレクターの幅氏の手が入っているそうです。
情熱大陸、2008年10月分に、幅氏の回がありますね。
空間も、ゆったりとしていて、落ち着いたおいしいコーヒーもあり。
(私は、お勧めのカフェラテ(L)260円をいただきました。
それを飲みながら、しばし『ピクト図解』をよんでいました。
人の移動があるけれど、全体的に落ち着いて本に迎える感じがあります。
最後の写真は、学生時代にお世話になっていたWさん。
すっかりえらくなられていて。
一方自分はあのころから、どこまで、すすんだんだろう、と
ふと思ったり。
ブックカフェの反対側には、売店があります。
こちらも雑誌の取り揃えもなかなか面白く、
青葉山という、仙台城址の上にある土地なのに
ハイテク製品の周辺機器も、なかなか、豊富。
ハイテクの研究者があつまっているキャンパスですからね。
今日は、日経アソシエの発売日だったので買いました。
今回は”最強の「文具」活用術”
Twitterで前評判が高かったので、めくってみて、即買。
ブックカフェとは直接の関係が無い話題ですが
今月号の日経アソシエは、なかなか、いい内容です。
最近の特集は、評判高いですね。
(ちなみに、昨年の夏、3分仕事術、の特集では
私も2ページほど登場させてもらいました。
そのときのことを、このブログに書きましたが、
アソシエの副編集長はとても素敵な聡明な方です。
最近の紙面が優秀と評価されているのも納得。)
さて、そんなわけで、仙台に来たら(交通の便はあまりよくありませんが)
このBOOOKは本が好きな方(特にご年配の方とか、若くても読書量が多い方)ならば
お財布だけもって、ゆっくりと夕に半日は過ごせる良いスポットです。
私も、仙台で仕事をしている時期には、
ここに、ときどきよって、ゆっくり午後のカフェを飲みたいなぁと
おもいました。