聞かせてもらいました。
そこに「ゴール前のアクセル」というパターンがあります。人はゴールの前で無駄の無いように回転数を落とすもの。それによって、目前まで来て、少しのところが及ばない。(ことが時には起こる)。
なので、ゴールが近くなったら、倍のところへ、次のフラッグを立てる。ゴール目前は、アクセルを踏みなおすとき。
この学習パターンは、実に、響くものがありました。私には。これって、『ザ・プロフィット』(名著:プロフィットパターンの解説小説)の中で主人公が言う「成功の扉シンドローム」とつながっているなぁとおもいました。
企業内の革新的プロジェクトが成功が見えて、さあ、というときに、皆、バカンスをとってしまいすすんでいないんです、と主人公が言います。この特性を揶揄した主人公が「成功の扉シンドローム」というものが人にはある、と言うのです。
どうでしょうね。
そうじゃない、という人もいれば、まったくあるある、という人もいるでしょう。私は、「大いにある」と激しくうなずくほうの人間です。
この『ザ・プロフィット』の主人公の仲間達が、もしも、慶応の『学習パターン』を取り込んでいる設定だったら、このプロジェクトの成功が見えた時点で、倍の距離の場所に、新しいフラッグを
立てたんでしょうね。
この2つは私の中で、もやもやと、形をむすばずに、しかし、重要だとしてこの数日心にとどまっていました。
『ゴール前のアクセル』という学習パターン
http://j.mp/learningpattern36