私はパネルのコーディネータをつとめました。
先ずは、講演。仙台のプロバスケットチーム、仙台89ersの中村社長から同社創業までの秘話をお話しいただきました。

東大を博士後期課程まで進んだのちに、実業団コーチなどを経て、仙台スポーツリンク(89ersを運営する会社)を創業されます。お話が実におもしろい、聞かせるトークでした。
次の講演は、ゆいネットの稲葉社長。女性二人で創業した同社も既に10年を超える社歴に。

いろんなチャンスが舞い込むわけですが、それもひとえに人とのご縁を誠実に対応していく姿勢がもたらしていったものでした。
そして、後半はパネルディスカッション。中村さん、稲葉さんのほかに、湯浅さん(合同会社Y.M.O. 代表)と東さん(NPO法人日本セラピー普及会 代表理事)の4名+私石井で2時間。
当初予定していなかったのですが、つながりを重視するこの事業の主旨から、「他己紹介」を急遽、来場者全員でやることにしました。(私が直前に提案したのですが。)
前に詰めてもらい、4人で組みになって、先ず最初は、ペアで自己紹介。その後、相手のことを、もう一つのペアに紹介する、というもの。自己紹介した相手同士は深く知り、その上で他の2人についてもある程度知ることが出来ます。一人参加の状態から、周囲に知人のいる状態にして、意識を開いて聞いてもらいたいと思い。
ワークの様子。

ワークが始まると皆さん楽しんでいただいたようで、よかったです。ちなみに、パネラーの4名の方も、他己紹介をしてもらい、パネラー同士の人となりも幾分共通理解が出来たのと、段上での緊張を幾分解いていただけたようでよかったです。
さて2時間のパネルディスカッション。
皆さんから新事業を起こしていく中での課題とその打ち手を伺ってきました。そして”つながり力”とでも言うべきものについて、光を当てて伺いました。6つほど、関連するトピックがあり、それを整理していきました。
その後、サービス開発プロジェクトの一期生二期生の湯浅さん、東さんから、当時を振り返って感想を頂き、この事業の思想である連携でさらに進もうという考えについて私から紹介させていただきました。
質疑応答では3名の方から質問をいただきました。経営理念について訪ねられた時は、私も真剣に回答していました。
最後に会場にいらした皆さんにむけて、パネラーのお一人お一人からメッセージをいただきました。私も最後にすこしメッセージをお話さて頂き、パネルは終了。
その後、中小企業診断士による無料経営相談会が後ろのほうで自由に受けられるということで、皆さん、思いをいろいろと語ってくださっていました。
今回、主催者、共催である中央会のみなさん、公的機関の皆さん、貴重な機会を有難うございました。
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資料:
私のスライド
このスライドの最後のページを使って、つながり力、という考え方について説明させてもらいました。必ずしもフレームワークのようなものでもなく、資料単独で見ても分かりにくいものであるかもしれませんが、一応掲載しておきます。