11月6日。品川にある多摩大学大学院に行ってきました。
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まずは、受講者のみなさんにお約束した、
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同大学院で橋本大也さんが講師をされているWebマーケティング・イノベーションの授業の中で、ゲスト講師としてお招きいただいたものです。

品川インターシティ(A棟の27階)。

A棟に入ってすぐにエスカレータで3Fへ。エレベータで27階に上がります。
眼下に広がる夜景は壮観です。キャンパスと私が写りこんでいます。
さて、講義。
講義は18:30から3時間。
(昨年は、延長を1時間以上してしまいましてすみません。今年は延長は30分。やっぱり伸びてしまいました、、、すみません。)
Webマーケティング・イノベーションという枠の中で、アイデア創出について、お話ししました。そしてワークショップ。
(ちなみに、橋本さんとのご縁をつくってくださったのは、アイデアマラソンの樋口さんです。樋口さんに感謝!)
この日のゼミでは冒頭に、「じゃあ、ちょっと、最近の面白い事例を紹介します」ということで、雑誌
『スターバックス アートマガジン&ビバレッジカード 02』とアプリ
『radiko』を雑談のように、紹介されました。いきなり講義に入らないで、具体的な面白い事例を紹介してくれる。毎回の受講が楽しいだろうなぁと思いました。
ちなみに、この“スターバックス アートマガジン&ビバレッジカード”、面白いですね。
http://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2010_0531_1.php
値段は600円。中には写真集。スタバでは売らず、コンビニ、書店で販売。しかも「ビバレッジカード」というカードが入っています。スタバのお好きな飲み物、お好きなサイズが一杯飲めるカードだそうです。
スタバのビバレッジ(飲み物)の値段は、子供向けを除くと、210円〜580円です。「今日は、ダーク モカ チップ フラペチーノのベンティ(値段580円)を飲むぞ」という時に、このカードで払えば、このマガジン自体はほぼタダという感じに。
フリーペーパーだと書籍流通に乗せられないけれど、これならばいけるわけで、書店、消費者、スタバの3者に良いモデルです。
雑誌としてのクオリティーが高いことが前提ではありますので、そうそう簡単に他者はまねできないでしょうけれど、小規模な事業者でも発想のエッセンスとして有効なものが多いモデルだと思います。

「ラディコ」は言わずと知れた、ネットで聞けるラジオ。IPアドレスを特定することで視聴エリア外からアクセスしても聞けません。ラジオ放送のある地域で、建物の影でうまく入らないとか、地下店舗で電波が来ないときにも、ネットから聞ける、というもの。
ラジオが古いメディアとしてシュリンクするのかと思いきや、ネットを活用することで、新しい可能性を開いていきそうです。ラジコ登場時、当初、iPhoneアプリに、ラジオのきけるものがたくさん出ましたが、もう一歩広がるには、規制緩和なり自主規制によるところを撤廃するなりが必要かもしれません。首都圏のラジオ局と地方との戦いは予算上、非常に苦しいものになるのかもしれませんが。
そうこうしているうちに、受講者のみなさんが、あらかたそろわれたところで、私の番になりました。
(長くなりすぎましたので、後篇に続きます。)