今度の週末は、農商工連携のアイデアワークショップを行います。
東北大学や東経連のプロジェクトで、この地域で最も最初に始まった農商工連携の人材育成プロジェクトです。恩師の東北大の先生がたと並んで、講師陣にいれていただいていてとても光栄なのですが、やるときにはそれはほとんど関係なく、アイデアプラントとしてのベスト、を常に提供することだけを考えて。
事務局や講義の連携を図るほかの先生との打ち合わせがありました。その時に私が席上でさっとワーク内容の再設計をして、カードに書いて、説明したのですがそれをちょっと紹介します。

事務局の意向を聞いて、全体の流れ、これまでとこれから、そしてペアになる先生の考え方を聞いて、じゃあ、このアイデア創出パートではこういう感じでどうでしょう。というのをカードを並べながら説明していきます。
このカードは、ブレインライティングシート2のカードを使っています。ワークショップで使われずに残った白い部分を有効活用しているのですが、一般の情報カードに比べて、腰があるし、枠があるのでより、カードの持っている固有性がつよくなるので、なかなか、良い感じです(とはいえ、さらのシートをこのために使うのはかなりもったいないので、はぎれを使っています)
誰しも「やったことのないプロセスを説明される」ことは大変なわけで、その理解で精一杯です。でもこうしてカードに描いておいておくと、「じゃあ、ここの部分で、テーマはこうしたら?」とか「ここと、ここを入れ替えて、こうできないかな?」ということをほかの方からも出してもらえます。これを書かないと「(う〜む、それがお奨めというなら、それでいこうかな)」という感じであまり組み換え案が出てきたりはしません。
直接会える場合はこういう感じに、ワーク内容のディスカッションをして、企画者、主催者さんの思想(教育デザイン)が全体的に良くなるように、しています。
そんな打ち合わせメモの実際の紹介でした。
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ちなみに、このプロジェクトです。
http://www.nou-shou-kou.jp/list/index.html#a04
農商工連携。6次産業化。なんて話が最近は広く認識されてきました。日本の将来が食についても、もっと豊かになるといいなぁと思います。お腹いっぱいおいしいものを食べることができたら、人生は結構楽しく、あかるいのじゃないだろうか、とも個人レベルでは思います。
人は理念に生きるところもありますが、おなかいっぱい食べることもやっぱり大事。映画「サマーウォーズ」の後半でもでてくる考え方ですが、知識集約型社会だからこそ、そこらへんについては、今一度よく認識しておかにゃあかん、と思うのです。