試作の目線(
http://www.ideaboard.jp/newproduct/ )というサイトを作りましたが、その後半に、先日のブログロックフェスティバルで使ってみた「半透過型ホワイトボード」があります。そのことについて少し紹介します。
(写真は、渡辺一馬さんのブログからお借りしました。)
中央が私です。ホワイトボードマーカーでしゃべりながら書いています。この試作品は本当に初期の試作品なので、空間に固定しておく道具がないので、非常に恐縮ならが、二人の方に私の持ち時間15分間、ずっともっていただいていました(ありがとうございました。)
この試作品は「水森亜土さん(古い!)のガラス板」をなんとか、持ち運べる形で、実現したいというのが、動機でした。
作ってみるといろいろ、課題もありました。
まず、当たり前ですが「文字が逆さ」です。文字を書かれてしまうと、見ている人は、結構な違和感を感じるでしょう。
次は、右、左の、言葉が、逆になります。ホワイトボードの場合は、書く瞬間に自分は観客と同じ方向を向くので、図の中の右と左はずれませんが、この透過ボードの場合はずれます。
後は技術的なことですが結構なネックになりそうなのが、軽くて安定する「支え」です。人が二人も付いてもらえることなんてめったにないし、時間が長いと厳しいものがあります。
最後は、「書きやすく、消しやすくするため、下側を固定する必要がある」ということです。特に消す時に、のれんのような状態では、まさに”暖簾に腕押し”状態で、ホワイトボードイレーサーがうまく消してくれません。
私のホワイトボードの板書は、文字がほとんどなくて、絵ばっかりなので、左右逆でもある程度、いけそうな感触もありました。アルファベットと数字は逆になりますが、この辺は、何とかなる範囲かと。
私たちの試作品はそのうちの4%程度が製品になっていますので、これが、その4%まで発展してくれたら、もしかしたら日の目を浴びる時が来るかもしれません。個人レベルではとりあえず、満足するレベルまでは持っていき自分用で使っていこうと思います。