
例えば、スピードストーミングや、ブレインライティングの様な、ブレインストーミング・バリエーションズをやった後、アイデアをこの観点でブラッシュアップしていくと、より優れたアイデアに展開していくことができます。
従来の調味料は紛体や顆粒だけれども、この調味料は寒天やゼリーなどで固めてテープ状に引き出すことができる。
10センチ=塩10グラム、という感じに、目で見て、塩分量を調整できる。
2.有用性を引き出す
塩分摂取を控えないといけない人には、簡便に正確な塩分量が分かる調味料になる。入れすぎを抑制できる。
料理の本でも、塩テープ5:砂糖テープ2:お酢テープ1・・・というように、テープの長さで、調味料を表現できる。塩分摂取を控えないといけない人には、簡便に正確な塩分量が分かる調味料になる。入れすぎを抑制できる。
適当に作った料理でも、引き出した長さを計測してくれるテープ台がついていれば、味の配合比率を記録できる。
3.実現性を伸ばす
調味料を寒天液に入れ、それを乾燥させることで液体ものの調味料の扱いを優しくする。
乾燥させることで重量を軽くし販売しやすくする。調味料を寒天液に入れ、それを乾燥させることで液体ものの調味料の扱いを優しくする。
寒天封入では、調味料が剥がれ落ちるならば、調味料と水を棒状の氷にして、一センチごとの折り目を入れたものを販売する。利用者は、使うたびに必要な長さを折って使う。
空気に触れないような真空パックの様なものの中に入れておいて使う分だけを引き出せるような容器を作る。
こうすると、当初の「テープ状の調味料があったら面白いよね」という状態から一歩、企画に近づいたアイデアへ発展します。
一人で、あるいは、グループで、アイデアを発展させるような場面でぜひ使ってみてください。
追記:
ちなみに、この3つは、アイデアが発展していくときの段階にも相当しています。
最近、必要があって、誤字修正と文章の若干の修正をしました。(2015年11月16日)