書斎がある仙台の八木山南では断水が3月末まで続きます。
風呂に組んでおいた水をつかって一日一回、トイレの水を流すのですが、水かさが少なくなるとかきだしにくくなりました。
そういう時、四角っぽい2リットルのペットボトル(中に液体が入ったもの)を隙間なく入れて、一部だけボウルが入るように隙間を作るとうまく救えるようになりました。
これだけ水が貴重だと、徐々に蒸発してしまうことにさえ気が付きます。このペットボトルのやり方はペットボトルの上面が水面より高い場合に、水の表面積を増やすことにもなり少し蒸発量を抑えられるように感じました。
また、今後、水道が戻っても、下水が壊れて復旧に2年かかるとも言われている状況では毎日のお風呂のお湯をできるだけ少なく汲むこと(廃水を減らすこと)が求められます。そういう時のかさ増しに、ペットボトル風呂は役に立つかもしれません。ただ、ペットボトルは冷たいのでこのままでは難しさもあります。理想的には、空気をいれつつも水よりも平均比重が重くなるようなアイテムが出ればいいのですが。
追記:
未成熟なアイデアですが、こんなのはどうでしょう。
「マットレスのような広い粘土+耐水ビニール、でごく少ない湯量で入れるお風呂を形成する」
まず、手形を付けるように、マットレスのような広い粘土板の上に人型を作ります。
そこにビニールシートを張ります。20リットルぐらいのお湯を張ります。
そこにつかります。人とくぼみの隙間が20リットルぐらいになるように設計しておいてわずかなお湯で湯につかります。
つかったらそのお湯を庭いじりの時のシャワーにいれて頭を洗って体を流します。
最後は清潔なお湯を2リットルほどシャワーで流して上がります。
こんなレベルまでやっても、掃除が大変なので難しいところもあります。
ただ、ここまで大げさでなくても、お風呂の中で、無くても構わない体積を一時的な何かで埋めてしまう、というのは今後のアイデア商品として潜在市場がある気がします。少なくとも、水が乏しくなる時代や地域には。