書斎の中に眠っていたアルミ水筒「SIGG」は、ほのかな暖がとれ便利でした。
アルミでできていて、600mlぐらいの液体が入れられます。本体がとても軽く、その割に丈夫である、という特徴があります。
そこに半分ぐらい水を入れて、残り半分に沸かした湯を入れます。
SIGGは保温性がありません。お湯の熱で容器全身が熱くなります。50度ぐらいだと手で握ってもあたたかい、ちょうど、冬の屋外で暖かい缶コーヒーを手に握って暖める感じです。
今回のインフラなし生活の中で、暖房がない中でも手を温めて物を書いたり、細かい作業をする時にこれは役に立ちました。夜は、寝入りばなの末端が冷たいのを暖めてくれます。ただ、かなり早く冷めるので暖かいのは30分ぐらいですが。
中身は白湯なので時々、飲みます。本来水筒なのでこちらが主目的。中身が減ってきたら、お湯を沸かした時にもらっておくことで、暖かさを復活させられます。
この水筒はふたがリングになっています。ふたはとても堅牢にできていて、ネックストラップをつけて首からかけても大丈夫。

先日は、雪の降る中、電源の死んでいる自宅の給湯器の非常用取水栓を開ける作業をしました。手がかじかみましたが、そのときは、これで手を温めて作業をしていました。(しかし、マニュアルをもとに非常用取水栓はあけられたものの、残念ながらタンク内の水は空でした)
追記:
◆ 「お湯の水割りメモリ」
経験則を見える形にしてみようとして、すこし工夫をしてみました。

この比率でお湯を入れると火傷せずに、温まれます。先に水を入れる方が安全なので水の目盛が、まず書いてあります。
ちなみに、沸かした後、お湯はどんどん冷めます。
0分、5分、20分では、ぬるさが違います。「お湯の水割り」割合を書いてみました。
(思わぬところで、キッズデザイン研究会のアイデアが役に立ちました)
透明ではないのでこのメモリどおりにピタッと入れるのは無理です。あくまで目安。

なお、このラベルは強粘着ポストイットに、プラマンで書いたものです。濡れるとやはり滲みます(上の写真)。油性ペンだったらにじまない可能性があります。しかし、このにじみが出ても、緊急時なら許容できます。インクジェットで印刷できる素材であることが関係しているのかもしれません。