10月30日、仙台は東北大の萩ホールで、TEDx(テデックス)が行われました。
TED(テッド)、といえば、英語の洗練されたプレゼンと多様な分野の知識を学べる教材として、IT界隈の人々に人気があるイベントですが、震災後の仙台で、それを開こう、という大学生たちがいて、なんと実際に実現してしまいました。
この夏に、代表者の余力くん(東北大学の現役の学生)と打ち合わせした時の様子
http://ishiirikie.jpn.org/article/47365597.html
萩ホールは、東北大の教養部(と今は言わないかもしれませんが)の隣にあります。緑が美しかったです。

TEDxの間は、撮影禁止なので、写真がありませんが、とっても実の詰まった話ばかりでした。
フィナーレは撮影OKになり、スタッフと登壇者が壇上に。

すこし、寄ったところ。

このイベントは知識の習得だけではなく、ここに集まる人同士の交流もまた、とても大きいと実感しました。
ここからは、そこをクローズアップして、書きたいと思います。
イベントの間の休憩が30分と長かったり、場内で食事がとれるように、おいしいサンドイッチが準備されていたりして、交流室でいろんな人と良い話ができました。

写真の真ん中は、シリコンバレーから来てくださったB-bridgeのCEO桝本さん。現在のSVJENの代表でもあります。ファンドロイドのメンバーが最近、脳波アプリを出しましたが、その脳波の技術部分は、桝本さんが提供してくださいました。ずっと桝本さんに会いたくて、なんとか費用を工面してシリコンバレーに会いに行けないだろうか、と思っていたのですが、今回のTEDを見に仙台まで来てくださいました。TED凄い!と思っていました。そして、ありがとうTED。
ちなみに、交流の部屋には、現在の仙台で頑張っているグループのポスターも置いてありました。有難いことにFandroidもありました。しばらく、脳波デバイス×Androidについて、我々が目指しているものなどをディスカッションしていました。こんなに良い打ち合わせができるなんて、思いもよりませんでした。休憩時間がゆっくり、とられているこのイベントの意図を実感したのでした。
昼と懇親会には、来場されていた近藤淳也さん(株式会社はてな の創業者)とお話することができました。

ネットでは、それこそ、はてなダイアリーとか、はてブの世界では、とってもよく存じ上げていた「jkondoさん」。
時々京都のホテルで、いつかはてなをたずねてみたいなーと思っていたのですが、TEDがあることでこうしてご縁ができました。(12月に京都滞在の時に、見学させてもらえることになりました。それはまた、紹介したいと思います)
そんな感じで、TEDxというのは、Ustreamで見るだけでもすごく良い刺激と知識を得られますが、現地に行って体験することも意味はまた別格で存在するんだなぁと、実感しました。本家のTEDや、各地のTEDxで、いつもこういうことが起こっているんだろうと思うと、世界中から人が集まるこのイベントの人気もわかります。
posted by 石井力重 at 23:59
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