バックデイトで更新しています(数時間後に実施日の日付位置へ動かします)
Fandroidでは、多くの作り手の方が顔の見える関係をつくれるように、よくオープンアワーを行っています。夏には、オープンアワー=ブレストCafe、という構図でしたが、今は、ブレストの他にも、UIや、ただの自由時間、という趣のものもそろえています。
11月25日は、アエル7Fで、以下のような形で行いました。今回も、半分ぐらいは新しい方にご参加いただけました。
第一部)ブレストCage
発想テーマ:「スマフォ×家電で、出来るアイデア」
従来の震災対応アプリ、という重めの、シリアスなテーマから、今度は外部機器連携を視野に入れて、家電とスマフォで出来るアイデアを考案してゆこうと考えています。
5分の3人ブレスト、を3回行い、アイデアをスケッチに書き、ハイライトを行い、特に☆の集まったものをレビューしました。
アイデア・スケッチ
20111125ideasketch_FEJ_openhour.pdf
今回は、テーマの初回であり、かつテーマ設定を少し曖昧に設定したため、幅広いアイデアになっています。(アイデアワークの設定部分にすこし課題を抱えていました。次回はもっとブラッシュアップします。)
第2部)UIカフェ
ここでは紙を切り貼りしながら、アイデアをユーザ・インタフェースにしていく、というものを行いました。私は、「素数アプリ」のUIを作ってみました。たぶん世界中に何人もダウンロードしないだろう、でも、いつか自分用にほしいアプリ。素数を、ゆっくり表示していくようなものです。実際に画面の形の紙に書いてみると、何を考慮すべきか、次々分かりました。私のテーブルは、隣に、エンジニアの田中さんがいたので、田中さんに尋ねながら作業を進めていきました。「技術的に、こういうことって可能ですかね?」と、テーブルの中の人同士で、手を動かしながら話を気楽に話せるのはいいですね。
(自分なりに、気が付いたこと)
・寝る時に使う
・とりあえず100個目の素数まで。(2、3、5、・・・、541)
・夜なので暗い方がいい
・徐々に数字が黒に近づく(これは簡単にできる模様)
・人の睡眠時の呼吸で数字が切り替わる
・切り替わりでは画面は滑らかに暗くなり明るくなる
・画面のふちから5ミリを削った領域を描画領域にする
・その中に納まるようにフォントサイズを徐々に小さくする(桁が上がった時にはみ出ないように)
・最後の方の数字はほとんど黒。
・終わったら、スリープに。
画面を描いていこうとすると、具体的にこの時はどうなるんだろう、というのがとてもよく想像できて、次々詰めていくことができました。
第3部)なんにもしないタイム
私は、自由時間とか、交流タイム、というものにいつも、違和感を感じていて、交流は自分でするからそんな時間は要らない、と思いがちだったのですが、実際にはこういう時間もあった方が、よいかもしれない、ということで、実験的に「なんにもしないタイム」が作られました。実際にやってみて、ブレストとかのパートよりも、この枠の方がいいんじゃない?みたいな気もして、うれしいような、微妙なような、気持ちでした。めいめいに、好きな人と話したりしてすごしました。私も、事務局の中でなかなか普段話せないメンバーと、会議で話さないようなことを話したり、初めてお会いする方といろんなお話をすることができました。
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以上です。オープンアワー11月は、このような形で終わりました。
12月21日は、10人と、少し絞り、「エンジニアじゃなくても、アプリを2時間で作ろう」という主旨の物を行います。場所は、仙台の南町通り、明治屋の近くのオフィスにて行う予定です。詳しくは、もうすこし時期が近付いたら、Fandroidの公式ページやFacebookから発信いたします。