
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1010/20/news092.html
2.次は、北陸先端大の国藤先生の創造技法に関する講演がありました。
KJ法を海外で展開した時の事例など、興味深いお話がたくさんありました。国藤先生は、日本創造学会のトップの先生のお一人で、KJ法の川喜田二郎さんの直弟子3人、のなかの一人でもあります。
国藤先生の研究室 http://css.jaist.ac.jp/home/about_us/kenkyuuhoushin
3.最後、3つ目が、ワークショップショップです。
初めは、5分交代のペアブレスト(Speedstorming)をしました。
お題は、皆が比較的なじみがあるものが題材として「新しい会議室のアイデア」にしました。
30分ほど、動きながらアイデアを出した後、机を出してきました。
(こういう、イスをはける、机をだしてくる、が即座に出来るこの環境は知識創造の場としては、素晴らしい作りだなぁと、うらやましく思っていました)。

そして、動きながらブレストした中で、印象に残ったアイデアを「アイデア・スケッチ」に書いていきます。私のPC画面は、スピードストーミングの途中でどこかのペアで聞いたアイデアを、即興でアイデアスケッチの形に書き起こしてみたものです、「ヘリウム背面会議」、声を変え、顔をみずに発言するスタイルで、社会的ステータスの取り現れた会議ってどうだろう(ダイアログ・イン・ザ・ダークのように)、というアイデアでした。
15分ぐらいで、一人3〜5枚ほど、書きました。

そのスケッチをテーブルに並べて、全員が全てのスケッチを見て回ります。そして魅力度の高いものに☆を付けていきます。
(手前、主催者さんは、記録写真を撮ったりして、大変です)

各自がばらばらに見て回り、自分の主観で好きにつけるのですが、この処理をすると、だいたい、上位2割に☆が集中する傾向があります。
その後、各自、スケッチの☆の数を数えます。☆の多いものは、最高で15個のものが、2、3こ、ありました。(ワークショップの参加者は30名強)
上位のアイデアを書いてくれた人に簡単に紹介してもらっていきました。「(家政婦の)ミタさんがいる会議室」というアイデアとか、「釣り堀会議室」というアイデアなど、興味深いとものがたくさんありました。具現化の仕方、味付けの仕方によっては、サービスになったり、システムになったり、什器や道具の形での機能になったり、いろんな可能性があるものでした。
皆さん、沢山のアイデアをありがとうございました。
4.その後は懇親会がありました。このコミュニティーの面白いのは、「エスタブリッシュな創造的な人」が多い所です。創造的な指向の人はなんとなく、アーティスト的だったり、体制とは違った自由人ぽさがあったりするのですが、この場に集まる方々は、企業人として本流を生きつつも、創造的に物事を展開しようとする、という方々でした。
(もちろん、普段のワークショップにいらっしゃる方々も、企業にもどれば、きちっとされているとは思うのですが)
創造的な物事を、組織の通すというのは、共通する一つの課題ですが、マネージメントとイノベーションの両方に長けている方が多そうな、そんな人々の集まる、面白い場でした。
貴重な機会をありがとうございました。
(昼ごろ、早めにおつきになった国藤先生と二人でコーヒーを飲んでいる時に、Fandroidで展開している脳波デバイス&アンドロイドアプリの話しをしたところ、脳波(α、β、θ)や、活動部位と、ひらめき、創造的な活動との関連付けで、どんなアプローチがあり得るか、など、短時間で次々、面白い示唆を頂きました。このタイミングで先生にお会いできたのはとても幸運でした)
当日のスライドは、こちら
http://ishiirikie.jpn.org/article/51681262.html



4.その後は懇親会がありました。このコミュニティーの面白いのは、「エスタブリッシュな創造的な人」が多い所です。創造的な指向の人はなんとなく、アーティスト的だったり、体制とは違った自由人ぽさがあったりするのですが、この場に集まる方々は、企業人として本流を生きつつも、創造的に物事を展開しようとする、という方々でした。
(もちろん、普段のワークショップにいらっしゃる方々も、企業にもどれば、きちっとされているとは思うのですが)
創造的な物事を、組織の通すというのは、共通する一つの課題ですが、マネージメントとイノベーションの両方に長けている方が多そうな、そんな人々の集まる、面白い場でした。