スマートフォンの画面の上に字や図を書くときにペンを使うと便利らしいと思いつつも、これまでは何となく使わないでいました。指で書くのが楽しいからというのもありますし、ペンをわざわざ持ちたくないというのもあり。
でも、一つ手に入れてみました。
Su-Pen、というペンです(スタイラスです)。

いいボールペンのケースのような感じです。
(値段も、結構しました!3980円なり)

開けたところ。
私自身も商品(発想ツール)を作る立場にありますが、そういう製品づくりの観点からみると、この紙の質感がなかなかいい感じのものを使っているなぁと思いました。ペンの性能、デザインには関係ないところですが。

手に持ったところ。ペンにしては少し短め。

握ったところ。握った時には十分な長さ。重さも幾分あって、持ちやすい感じです。

ファースト・ライト(というのかわかりませんが)、初めて書いた線。
初めて触ったスタイラスがこれなので、他のものと比較できませんが、ストレスなくすいすいかけます。指に比べれば雲泥の差。
静止画ではよくつたわらないので、動画で撮ってみました。
線を書いても、字を書いても、アナログと同じフィーリング。
使っているアプリはZenBrushです。
座右の銘としている一文を書いてみました(左手でカメラを構えて、書いている右手撮影するというのはなかなかつらい姿勢ですね)。初書きでも筆と同じような感じ。
ワークショップでホワイトボードにマーカーで書くのと同じスピードで、同じような内容をさっと書いてみました。太目設定の筆でも十分にかけていい感じでした。
かつてPalmユーザで何代もつぶしてきたなかで、スタイラスというのは「かつん、かつん」として「プラントなど鉄粉などの舞う環境下に行く営業マンは、画面が悪くなるのを覚悟で書くものだ」という感じでいましたが、今のスタイラスは十分に、ふんわりしていて気持ちいいですね。表面がスポンジーな感じで、ぐっと押したときの力を筆と同じくある程度受け止めてくれるのもいいです。
お値段は、結構いい値段がしますな、、、文具としてはかなり、高級なペン、という感じになりますが、細い線で細かい図や文字を書くときに、便利に使えそうで、文具鞄(私がいつも持っている黒い小さい鞄)にはいる定番のアイテムになりそうです。
posted by 石井力重 at 23:11
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道具考/ALL