いま、浅草橋に滞在しています。今日は雨。机の先にある窓からみえるスカイツリーは上半分が雲に隠れています。
夕方、仙台のメンバーから届いた新製品を使いながら、アイデア出しをしていました。
その時の手元を写しました。

とある企業の創造技法研修の開発を依頼されているのですが、あと一歩、アイデアが足りない、欲しい、というところにいたので、一人ブレストをずっとしていました。
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アイデアプラントにとって、最初の作品(ブレスター)を世の中に出した日(2007年3月14日)から丸5年がたとうとしています。
以来、ブレストの道具や、アイデア収束の道具を作ってきました。実践的なものからトレーニング的なものまで。カードセット、会議用シート、ホワイトボード型ツール、いずれも「ビジネスマンやエンジニアといった大人が、ブレストをすることを、促進する」というものでした。
昨年2011年は、仙台に暮らすわれわれとしては、いろんな思いや出来事がありました、今回の新しい製品、その詳しい開発の経緯は、(非常識なほど長い、開発者メッセージとして)アイデアプラントのメルマガから、近く発信しますが、この場で一言でいうならば、
「子供も使える発想の補助道具」の開発を進めてきました。
小学生1〜2年生の国語力でわかる表現になっていますので、親子で発想しながら遊ぶこともできます。もちろん、アイデアプラントがリリースする作品なので、ビジネスマンのブレストを促進する補助道具として使えます。
製品のサイト
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他にも、先ほどとった手元の写真を載せておきます。

開けるとこんな感じ、トランプ+発想の切り口。

背面はトランプ風。IDEAPLANTの道具はいつも背面は無地だったので、その意味ではこれは珍しい仕様。(私が背面にデザインを付けるのは、何のため、誰のため、と考えて、大抵は「機能を持たない不要な部分」と考えて削りますので。)今回は商品の用途から必要であると判断したので付けました。(ちなみに、没案になったのですが、石井が作った背面デザイン案は、素数をモチーフにしたものでした。メンバーからは全力で却下されて没案になりました。笑)

20分ぐらい、一人ブレストをしたところ。この使い方はマニュアルにない使い方なのですが、ランダムにカードを十数枚並べて、一つを開けてそこからアイデアを考えます。思い浮かんだことを展開している間はトランプはいらないのですが、それで大体そのあたりを考え終わったら、また一つ、カードをオープンします。そして考える。そんなことを繰り返していました。
実際の使い方は、マニュアルにあるのですが、WEBからも挿絵入りで見ることができます。
「アイデアトランプ 使い方」
http://www.ideaplant.jp/products/ideatrump/use.html
追記:
おっと、夜までずっと、一人ブレストに没頭していたら、もう、ITmediaさんが、記事にしてくださっていましたね。ありがとうございます。
トランプでブレスト? 発想力を引き出す「アイデアトランプ」
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1203/09/news057.html
追記2:
これも、マニュアルにない使い方なのですが、「親子3組が参加して、子供チームと大人チームがアイデア出しを競うワークショップ」を設計しました。夏のサイエンスデイ(東北大などが行う市民講座的なもの)ではこれを実施する予定です。
こどもアイデアワークショップ
http://ishiirikie.sakura.ne.jp/sblo_files/ishiirikie/image/E38193E381A9E38282E382A2E382A4E38387E382A2E383AFE383BCE382AFE382B7E383A7E38383E38397.pdf