世界的な精密機械を作っているメーカーさんの技術部門で、アイデア技法のワークショップ、特に収束の部分を中心にしたものを行ってきました。
手法的には、収束させるためにたくさんのアイデアが必要なのでアイデアを出すワークを行いました。そして収束に入ります。

創造技法には、アイデア収束の方法もたくさんあります。実際的に使うものとしては3つあります。一人かグループか。簡便か強力か。場合によって使い分けます、という説明図。

進行表。大体どの企業さんでも書いた通りには進まない。ただ面白いのは、どこで遅れるのかはその企業ごとに違う点。メンバーの特性を見ながら柔軟に進行を適宜変えています。

守秘があるので、さすがアイデアは見せられませんが、トップ10のアイデアを抽出してそれに足して、Pughメソッドをかけていきます。

やり方は一つ一つはとても当たり前で、実行可能。全体としてくみあがった時にとても重要な示唆を見出すことができたり、新しい強いアイデアを得ることができます。
面白かったのは複数のグループがあり、全く異なる展開を見せたことです。
この作業は、発散の作業よりもデリケートさが要ります。また、ブレストも初めての時はそうだったと思うのですが「何度かやって、よいころあいがつかめる」ので、初回というのは一番大変な作業です。
Pughの方法のスライドは
にあります。先日のエンジニア×デザイナのイベントでもお話ししましたが、スライドを見れば大体進行できるようになっていますので、必要な方は内部的にならご自由にお使いください。