

発想の特性についての、ミニワークをしている所。

「かれと同じものを書いたかたは?」についての挙手のシーン。このシーン、Amazonの玉川さんなら『このように私には絶大な・・・』というネタにつなげるところ。そういう面白いことは、いわないですが、僕は。

発想という営みの中にあるいくつかの理屈をできるだけ、日常感覚で分かるように、話すように心がけています。上手くいっているかどうかはわかりませんが。

僕はスライドも多いですが、ホワイトボードもすごく多用します。ホワイボードがあると、ふんわりした部分も、ふんわり、伝えられる(ような気がします)。

オーディエンスが真剣に聞いてくれていると、講師というはもっと、引き出されます。熱心な聴衆の前で話す人は、話者としての良い体験をする。

自分には、まったく記憶にない、謎のポーズ。でも、写真を見るとよくやっているみたいです。

また、ホワイトボードを使っています。自分のお気に入りの極太マーカーのインクが、2時間で1本、空になります。

創造性のおいしいゾーンにリーチした時にでるシグナルは”ミスリードな信号”としてやってくる、という話。

スピードストーミング。若いメンバーなので、部屋が物理的に熱い。(もちろん、心理的にも熱く、そして、楽しそう)

今度は、一転して、一人Thinkingタイム。アイデアスケッチを1人3枚描いてもらっています。

アイデアスケッチ。12分で100枚以上のWebサービスのアイデアを出す彼ら。

ハイライト法。皆でてんでばらばらに、スケッチに☆を付けて回ります。

上位アイデアのレビュー。僕はスケッチを持つ補佐役で、スケッチを書いてくれた人が2,3分でアイデアを紹介。

上位案のレビューを、時間の許す限りしていきました。これらアイデアは、スピードストーミングと、アイデアスケッチの合計40分ぐらいなかで大急ぎで発想しているものですが、中には、そのサービスは、、、けっこう広がる可能性大きいんじゃないの?という案もあり、聞いていて面白いです。アイデアワークショップのファシリテータの最大の役得は、毎日、新しいアイデアを聞けることにあります。(わっ、、それ、面白い!)と思うと、僕も黙っていられなくて便乗して、こういう展開もありかも、と派生アイデアを喋ったりします。

で、実は、6人で108ぐらいのアイデアを出すブレストの実験を大量に繰り返すと見えてくる、生成されるアイデアの質の構造、というのがあります、という話を紹介します。☆の多いものはもちろん有望ですが、☆が凄く少ないものの中に突破力のあるもの潜むことがある、という話を。

最後に記念撮影。企業では、これは初めてのケース。大学の特別講義で呼ばれて―、とかだとたまにありましたが。集合写真を何枚かとるうち、僕は中腰が限界で、生まれたての小鹿風に脚がプルプルしていました。
アイデアプラント 試作の目線
http://www.ideaboard.jp/newproduct/(過去の、試作品の展示場です。5〜10個の試作品を作り、1つぐらいは世に出す(製品化する)。そんなゆっくりのペースで、作っています。)
もう少し詳しいことを、公式プロフィールのサイト http://ishiirikie.blogspot.jp/ に書いています。