例「流星群」でも「帳簿付け」でもいいです。ここでは、「流星群」を選びます。
例「流星群」→流れ星/星/黄昏/望遠鏡/ダウンジャケット/暖かいお茶/夜中/曇り/恋人/親子/徹夜/クルマの中で/瞬間/瞬き/目の渇き/メガネ/メガネの汚れ/街の灯り/月の灯り/湖畔の灯り/虫の声/野獣の気配/イベント/写真/息が白い/夏草の香り/山に登って/山小屋/視力が大事/特異日
例「親子」「息が白い」「暖かいお茶」「視力が大事」「瞬き」
例「流星を見に夜半に親子で庭に出る。子供たちにはいくつかの流星が見えたけれど大人の視力ではよく見えない。しばらく待って寒くなったのでお茶を飲む。湯気が付いた。見えないのでふき取る。流星が良く見えた。”メガネがずいぶん曇っていたんだなぁ”と気が付く。
例「湯気ぬぐい 流星の下 妻見やる」
「仰ぎ見て 眼鏡かがやく 星のよる」
これは、観察の手法でもあります。
あさ起きたら一つの色を決めます。
例えば「赤」。
そうしたら、起きてから仕事場に着くまでに、
あるいは、寝るまでに、
視界の中に飛び込む「赤いもの」を全てメモしていきます。
ポスト、カバン、車、口紅、書類ケース、パスタ・・・。
予想以上に沢山あることに気が付きます。
それらの中で、川柳のモチーフとして最もおもしろそうなものを
選びます。
2)について
「6観点リスト」という手法が良いでしょう。
これは、発想の方向性を次々変えて、広い視野でものを見る手法です。
そうしたら、起きてから仕事場に着くまでに、
あるいは、寝るまでに、
視界の中に飛び込む「赤いもの」を全てメモしていきます。
ポスト、カバン、車、口紅、書類ケース、パスタ・・・。
予想以上に沢山あることに気が付きます。
それらの中で、川柳のモチーフとして最もおもしろそうなものを
選びます。
これは、発想の方向性を次々変えて、広い視野でものを見る手法です。
「人」「モノ」「プロセス」「取り巻くもの」「意味・価値」「五感で感じるもの」という6つの観点。これはおよそ人が発想する時の観点の全範囲を極めてあらっぽく分類するときに現れる構造です。(※この6つの観点の詳細は拙著「アイデア・スイッチ」で詳しく述べています。ご興味あれば図書館でよんでみてください。)
「パスタ」×「人」=若い女性、子供、カップル、イタリア人、洋食ずき、古い喫茶店のマスター(←得意料理がナポリタン)
「パスタ」×「モノ」=白い皿、フォーク、ワインのデキャンタ、テーブルクロス、付け合せのガーリックトースト、パスタ鍋、パスタの乾麺、パスタソース、パスタのトング、ガスレンジ
「パスタ」×「プロセス」=くるくるまく、すする(←悪いマナーだけれど)、シャツに赤いのが跳ねる、彼女を誘う、彼女に作ってみせる、ゆで上がりの湯気、ふきこぼれる鍋、湯をきるざる、ソースをフライパンで絡める
「パスタ」×「取り巻くもの」=レストラン、タベルナ、洋食屋、ステーキ屋(付け合せ)、学食、明治屋、紀伊国屋、しゃれたマダムのショッピングセンター、しゃれた食器屋
「パスタ」×「意味価値」=しゃれている、手軽、洋風
「パスタ」×「五感で感じるもの」=赤い、白い、楽しい会話(おしゃべり)、にんにくの香り、あめ色のたまねぎのコク、オリーブオイルの香り、バジルソースの鮮烈なよい青臭さ、ソースをつくるいい香り、カチカチの乾麺、アルデンテの食感、洋食器の手触り、子供の笑顔、満腹でおなかが苦しい