「つまらない、眠くなるプレゼンを楽しくするには?」
というものでした。
その意味では皆さんは、誰ひとり、このテーマについて事前に考えてきていない状態から、60分のブレストを行ってこれらのアイデアを60分ぐらいで創出しています。
さて、そのブレストに先立って、発想テーマを作り出すワークをしました。そこで出されたテーマ候補集を掲載します。
これらのテーマ集は冒頭の10〜20分ぐらいのワークで作り出しました。
補足(石井コメント):
このアイデアスケッチ集、いつもに増して面白いアイデアが集まっています。
いくつか、コメントします。
◎ 個人的には、皆から募った参加費を、最も良い質問をした人が総取りできる方式が、なかなか、盛り上がりそうでいつかやってみたいと思いました。お金だと問題があるかもしれませんので、皆で、クッキーとかおせんべいを持ち寄ってそれを一つの箱に入れて、おやつ総取り方式、とか、にしてもいいでしょう。子供たちが超真剣に授業を聞く姿が主浮かびます。
◎ それから、参加者さんの手元のノートを投影する、というアイデアもなかなか秀逸です。これにより講師は、どの程度、理解がついてきているか、を把握することができ、他の学生は、学生の側の理解した内容をみることで「あ、そういうことか。こいつのノートの方が分かりやすいなー」という補助情報にもなり得そうです。毎回ノートテイカーがランダムに回ってくることのドキドキ感もいろいろと設計してみたいところです。
◎ 質問やコメントや「待った!」を常時フィードバックさせる、というアイデアも現代のIT環境であれば、平易に出来そうでいいすね。3つ以上のイイネが付いたコメントだけをスライドの右端に載せる、ということで、何でもかんでも上がってしまうことを回避する、というアイデアが書かれていますが、これが特にいいなあと思いました。群衆知フィルターが効いて、授業時間を費やしても補足説明をするべきこと、がわかります。
◎ 「皆がつまらないと感じているとプレゼンが終わってしまう」というアイデアもなかなか面白いですね。高位に立っているはずの教授がドキドキしそうなシステムで、導入時のうまいデザインが必要ではありますが、意外とこれからの教育システムではありではないかと思います。つまらないなと思われているとゲージが下がるとか、壇上のスポットライトが減らされていく、などがあると、プレゼンイベントでは非常に盛り上がっちゃったりしそうです。(猛者しか登壇しなくなるので思いっきり士気が上がりそうです。敷居も高くなってしまいそうですが。それはそれでいいかと)
テーマ集は、ブレストを練習的にやりたい、という時の、テーマ集として活用してください。中には、思わずアイデアを考えてみたくなるような、「アイデア創出の推進力」を備えたテーマが結構あります。仲間内で、居酒屋でブレストしたりすると、結構面白いアイデアが生み出されそうな、そんないいテーマが多くあります。